ストレスを感じているのか、いないのか、あるいはストレス耐性がどのくらいあるのかは自分では分かりづらいものだ。
そんな時は自然と、ストレスとはなんだろうかから始まっていろいろと考えるものだと思っていたが、そもそも考えることがストレスという人が意外といるらしい。
考えることがストレスになる人とワクワクできる人の決定的な違い 「思考中毒」になれる簡単な方法
よく授業や会議で発言を求められ、「えーっとですね……」と口ごもったり、黙り込んだりする人がいますが、わたしにはちょっと信じられません。なぜなら、「これを聞かれたらこう答える」と考えながら臨んでいない証拠であり、その場で起きていることが他人ごとになっているからです。
一回の大きなストレスのせいでというよりも、積み重なったストレスのせいで突然の心身の不調に襲われることは現代では誰の身に起きても不思議はないと言われている。
大きなストレスがきっかけのように思えても、実際には積もり積もったストレスの結果の発症の可能性を疑った方が対策には有効かもしれない。
大きなストレスは自覚を伴うが、小さなストレスは案外気付かないのだ。
つまり、主観的な判断が必ずしも当てにならない、かもしれないのだ。
だとすると、客観的な指標が欲しくなる。
それも、自分自身にだけ当てはまるような、あるいは自分自身のことを正確に反映した指標だ。
昨日、5才児検診で
— たまにゃ。 (@unicoon7716) 2021年3月28日
息子の偏食と過食について
相談したら、
ストレスだと思うから
食事の中身を見直すことと、
お菓子、ジュースを断つこと。
(砂糖中毒)
を言われ、
子供達も先生の言葉を聞いて
響いてきたみたいで
昨日から欲しいのを我慢しだした。
ホワイトボードに書いて
可視化もした。
意識を高めるためには可視化が有効で、ビジネスの世界では『見える化』などとも呼ばれ、なんとなくそこが問題だと分かっているが、具体的に示すことが難しいことを、数字やデータで示し啓蒙する場合に用いられる。
主に、ムダを省くことを目的にし、コスト削減など管理において活躍する。
可視化や見える化は、やってることは地味なので、効果が高いとしてもカッコ良くは見えないし、プロセスの途中では評価されず、評価は良い結果が出た場合に過去のプロセスに注目が集まったような場合だけだ。
現在メジャーに移籍してるプロ野球の大谷翔平さんが高校生の時に設定していた曼荼羅チャート がこれ。
目標の可視化で、一般的なスポーツ選手が掲げるトレーニングバカのような目標とはレベルが違うことが分かる。
もっと重要なことは、大谷翔平さんが掲げた9つの項目は、目標達成に対してストレスになる項目でもあるのだ。
目標が明確だと、敵となるストレスも明確になるという見本なのだ、おそらく稀有な例かもしれないが。
さて、スマートウォッチにはストレスをチェックする機能がある(機種によるが)。
わたしが持ってるのはHuawei製だが、他社のものも、ストレスチェックは心拍データから弾き出されている。
ストレスは、意思とは無関係に動いてる自律神経の動きから検出可能だということで心拍データが活用されてる。
エクササイズを計測中は心拍数は運動によって上がるので測定がキャンセルされる仕組みになっている。
自動で定期的に計測されてるようだが、今のところ高く出たのはエクササイズ終了後でまだ心拍数が下がりきってない状態くらいで、ストレスの可視化というよりもお遊びみたいなものだが、運動もしてないのにこのストレスチェックで反応が出るのはかなりの危険サインにはなるらしい。
自律神経は首から脊柱を通っているのだが、スマホの普及で新種の猫背が増えていて、その姿勢のせいでもストレスが増えてるらしいのだ。
ストレスが全くないのは、やる気や興味や関心が全くないことを意味するので、低過ぎるとそれはそれで問題だし、過剰にビクビクするのは新たなストレスの元になるが、現代はそんなストレスもお遊び程度には可視化できるようになっている。
問題や課題が生じたら、可視化できないかなと考えることは、賢い悩み方だと思える。