違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

仮想通貨やビットコインはどこに向かっているのか?

何事も、やってる人とやってない人とでは、考え方や考え方や意識はまるで違っているはず。

 

やってない人にはまったく理解できないものの一つに仮想通貨がある。

 

当初は、国家の枠を越えた地球共通の電子マネーだと思っていた。

 

実際に、ビットコインで決済できるという店が現れたりしていた。

 

 

少し歴史を振り返ってみよう。

 

2017年の後半から2018年の年明けにかけて大盛り上がりだった仮想通貨だが、2018年の1月下旬の流出事件で大暴落したことで、参入のタイミングを図っていた人は、『やっぱり手を出すものではない』と考え、その後は忘れてしまっていただろう、わたしのように。

 

しかし、最近は少し盛り上がっていたようで、その動きは検索にも現れていた。

 

検索期間を長く取って歴史を俯瞰すると、2014年にちょっとした動きがあった後しばらく空白があった後で2017年の年明けから動きが出始めて、後半に一気にブレイクしたことが見て取れる。

 

 

GoogleTrends『仮想通貨』『ビットコイン』2004年以降

 

時間軸を最近5年にすると、

 

Google Trends『仮想通貨』『ビットコイン』直近5年

 

時間軸を直近1年にすると、

 

Google Trends『仮想通貨』『ビットコイン』直近1年

 

直近では仮想通貨としてよりはビットコインとして動きが出ていたことが分かる。

 

 

今日出ていた記事に次のようなものがあった。

 

「ビットコイン」が乱高下のウラで「上がる仮想通貨」「下がる仮想通貨」の分岐点 新規通貨「XYM」は下げ止まるのか?

 

 

この記事を読むと分かるが、仮想通貨は現在では暗号資産となってるようで、実用性から離れた存在として活路を見出してるように感じられた。

 

 

仮想通貨と呼ばれていると、通貨としての実態を目指していたように感じるが、暗号資産と呼ばれるようになると、こっちが本性だったんだなと納得感がある。

 

お金の価値は為替や物価によって変動するが、それが現金である限り価値があることには変わりがない、それが電子マネーであってもだ。

 

しかし、それが取引時には等価であったとしても資産に変化すると、為替や物価の変動どころではない激変が起こりうる。

 

堅実なことをしてるつもりでバクチを打つことになるのだ。

 

金銭的な価値以外の価値を見出せない資産への転換は、大抵の場合価値は下がる一方だ。

 

仮想通貨が暗号資産と呼ばれるようになり、新たな盛り上がりの兆しがあるようだが、この界隈も新しいステージに入っているようなので、外野から生温かい目で見守りたい。