偉そうなタイトルを付けてるが、単なることば遊び。
少し前から素数や量子をおもしろおかしい話のように語る人が増えたような気がする。
本当はとても難しそうなのに。
それがきっかけで書いている。
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デジタル化、コンピュータ化が進むとプログラムやセキュリティの世界では暗号が注目される。
暗号はテクノロジーの最先端領域では必須のはずだ。
だからだろうが、Twitter上でも暗号を話題にした話はよく見るし、本屋でタイトルに暗号が入ったものを見ることも珍しくない。
さぞかし検索されるワードでもあるだろうなと思いGoogle Trendsを見ると、
現代は2004年の頃の4分の1程度に過ぎないのだ。
日本語での暗号は英語だとどうなるかというととても多様な表現があるのだ。
<参考>
https://eow.alc.co.jp/search?q=暗号
何かと物議を醸す仮想通貨も暗号資産と暗号の一種。
GoogleTrendsで仮想通貨の推移を見ると、
では仮想通貨が認知される前の仮想はどうかというと、
これに暗号を重ねて比較すると、
仮想と暗号は、仮想通貨が現れるまではほぼ同じような反応だが、仮想通貨の認知を境に暗号は裏方になったように感じられる。
この仮想や暗号を支えているのが素数だと言われていて、仮想通貨を支えるテクノロジーとして有名になったブロックチェーンも素数が要だと言われる、わたしにはチンプンカンプンだが。
素数は本来は意識高い人が扱うのが似合いそうだが、意識が低いのに高いふりをしたい人もTwitterやSNS上で声高に素数を語りたがるように感じられる。
そして仮想や暗号の業界では素数の次は量子だと盛り上がっている。
ブロックチェーンのような素数をベースにした暗号化技術を容易く破るのが量子化技術らしい。
デジタルのセキュリティは、暗号やパスワードの解読を巡ってせめぎ合われる。
無敵と呼ばれてる期間はどんどん短くなり、常にいたちごっこを繰り返すのだろう。
この調子だと量子の世界もあっという間に陳腐化するのかもしれない。
しかし、量子や量子コンピュータということばを一般人が知ったのはつい最近のことだが、研究が始まってすでに40年が経つ。
量子の次を担うテクノロジーだって、まだ日の目を見てないがすでに研究され始めて20年〜30年が経過してるようなもののはずだ。