違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

オリンピックのオワコン化は既定路線!

開幕直前になってネガティブエンジンがターボ全開フルブーストになってしまったかのような東京オリンピック。

 

トヨタですら見限ったと話題になっている。

 

 

わたしが東京オリンピックに興味を持ったのはコロナ禍で延期が議論されるようになった頃からで、それ以前も大会エンブレムの盗作などネガティブな話題のみ興味を持つという決して褒められたタイプではないのだが、今頃になって知って急に興味を持ってる出来事があった。

 

今となっては4年前、当初計画通りだと3年前に当たる2017年にマクドナルドがオリンピックの大会スポンサーを降りていたのだ。

 

 

そのことを知った経緯は、

 

 

 

 

 

 

 

検索すると、結構な話題になっていたことが分かった。

 

ちなみに、ここでいうマクドナルドとはアメリカのマクドナルド。

 

記事によって捉え方に違いがあるが、2016年のリオオリンピック以後にスポンサーを降りた世界的な企業は多数あるのだ、そして各社それぞれに固有の事情もある中で、共通した要素として上がっていたのが、

 

  • 世界的にオリンピック離れが起きている

 

  • スポンサー料は高騰するが行動の制約が大きい

 

  • IOCがハイテク企業を優遇する態度にシフト

 

 

これらのことはコロナが無い時期に生じていた傾向であることが重要だ。

 

この傾向にコロナがプラスされたのが現在だ。

 

コロナとは別途に進行する事情もある。

 

 

マクドナルドが抜けた直後にインテルとの契約が決まり、それがIOCのハイテク重視へのシフトを後押ししたようだが、インテルには不安材料が多い。

 

AppleがインテルのCPUをやめ、自社開発のCPUをリリースするなどちょっと前までハイテク業界で優位を保っていたが見通しは厳しいような気がする、そうなるとオリンピックのスポンサーに価値を見出せるか疑問だ。

 

 

当初は、開催されるだけで良しとしていたIOCだが、東京オリンピックが無観客で開催されることで、オリンピックのオワコンイメージはさらに強く世界に印象付けられそうだと気付いたら有観客に未練が出てきたようだ。

 

 

 

 

私たちのような下々の者は、俯瞰で事態を捉えたいと思っても実際には地べたを這いずり回るような視点しか持てないのかもしれないが、そんな視点からでもオリンピックのオワコン化が感じられる。

 

 

俯瞰で見ようが、底辺から見ようが、過ぎたるは猶及ばざるが如しなのだ。