本音が出たのか、それとも世間の反応を見るための観測気球だったのか、あるいは単なる失言だったのか。
覚悟の上なのか、単なる思いつきなのか。五輪はいますぐやめる判断を。
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2021年4月15日
二階氏、東京五輪「無理ならスパッとやめなきゃ」 中止も選択肢
自民党の二階俊博幹事長は15日のTBSの収録で「これ以上とても無理だということだったら、これはもうスパッとやめなきゃいけない」 https://t.co/wSVLy0q4rU
最近、同じように、真意はどこにあったのだろうかと感じたものにはこんなものもあった。
【速報】小室圭さん “解決金”を支払って金銭トラブルを解決したい|TBS NEWS
— 海乱鬼 (@nipponkairagi) 2021年4月12日
いや、あんな馬鹿みたいな長文で払わない事を正当化する言い訳をしておいて、金で解決しますって今更遅いよ。世論見て動いてるだけで、本気で眞子内親王殿下を守ろうとしてないのは明らかだ。 https://t.co/0ye4TaYR6M
このように政治がチラつくと、外野は勝手に真意を知ろうとアンテナを広く張るが、単なるゴシップだともう少し範囲を狭めて決めつけようとしたくなる。
その分だけイメージが明確になるので波及効果が高くなる。
マリエさんの告発をきっかけに多くの女性が「以前、会社の上司からホテルに誘われて嫌な思いをした」とSNSで告白していました。それくらい日本社会で日常的な出来事なのだと思います。それを全否定とは…😰https://t.co/LQlyJGPxY1
— Global Agenda (@GlobalAgendaKB) 2021年4月15日
この話題も影響が多方面に及んでいるようだが、その中にはブーメランになってるものもある。
マリエ「私、1日5回しちゃうぐらいセックスが大好きなんです♪」
— ふわふわさん (@huwahuwaSUN) 2021年4月15日
島田紳助「そんなに好きなら俺とやったら仕事増えるでぇ〜(笑)」
出川哲朗「え、好きなことやって仕事貰えるの!?いいなぁー!」
〜15年後〜
マリエ「枕営業を持ちかけられたんです!」
だったりして…😅 pic.twitter.com/sBz8h3MWls
オリンピックに話を戻すと、観測気球と思しき話はこれまでも出ていたのだ。
五輪中止の可能性に言及 「主力国の参加無理なら」―下村自民政調会長 2021年03月04日
「主力国の選手が大量に来られない場合は国際オリンピック委員会(IOC)も考えざるを得ないだろう」
この話は世間で話題にならなかったような気がするので観測気球にならなかったような気がする。
だから第二弾を上げたのかもしれない。
最近は、観測気球という表現で定着したように感じるが、世論の反応を探る手法は、以前はアドバルーン発言などとも呼ばれていた。
似てるようで微妙に違うかもしれないものにオフレコ発言や、『関係筋の話』がある。
どれも、一つ間違うと爆弾発言や暴露になってしまう。
一つ間違う場合の多くは、根回し不足や関係性構築の失敗だ。
世代交代などで、それまで受け継がれていた文化が途切れることも関係してるだろう。
二階さんの発言が思った以上に波紋を呼んだのは、静かにしかし確実に日本の世代交代あるいは意識交代が進行してることを示してるのかもしれない。