違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

(水平思考のススメ)東京オリンピックが開催されるのはアメリカ人がやりたがっているから!?

最近のマイブームは水平思考。

 

意識して身につけたいと思っている。

 

 

東京オリンピックに対して日本国内の世論は開催反対の声が多いように感じるが、政府を含めて関係各所は何がなんでも開催するぞと突っ走ってるように感じられる。

 

一般的な日本人が日常生活の中で見聞きする情報を総合すると東京オリンピックには否定的な意見しか持てなくなるのはごく自然なことに感じられる。

 

このごく自然に感じられるのは垂直思考をしてるからで、垂直思考とはここ数年もてはやされたロジカルシンキングと通じるだろう。

 

ごく普通の日本人がロジカルに垂直思考すると、東京オリンピックは開催反対となるのに、政府や関係者がそうはならないということは水平思考の出番になる。

 

一般の日本人には馴染めない事情や知らない事情が強く作用してるはずで、その矛先がIOCの体質なのではと憶測を呼び、会長はぼったくり男爵などと日本やヨーロッパなどでは呼ばれていて、ごく一部の強欲な私利私欲のせいだと感じていた。

 

水平思考を進めるためには、情報が不足してるなと感じていたところに、昨日非常に興味深いツイートが流れてきた。

 

 

 

日本では、アメリカ人が東京オリンピックをやりたがっているとは伝えられてない、もちろんこれから伝えられる可能性はあるが。

 

アメリカ人の多数派が東京オリンピックの開催を望んでいるならば、最大スポンサーのNBCの放映権には大勢が群がるだろうアメリカ国内だけでも。

 

そういうことが分かっていればIOCのバッハ会長が強気でいることも当然に思えてくる。

 

アメリカの国内世論、NBC、IOC、この三つが開催を望んでいるとするならば日本が抵抗できないのは当然な気もしてくる。

 

東京や日本でコロナが原因で何が起きようとそんなことは知ったこっちゃないだろう。

 

 

このアメリカの世論調査の記事が出たのとほぼ同じタイミングの記事に次のようなものがあった。

 

【東京五輪】放映権持つテレビ局に批判殺到!「NBCは日本人を殺しても前に進む」命より金! 6/26(土)

そんな巨大テレビ局の姿勢に、米国でも疑問の声が上がっている。米誌「ザ・ハリウッド・リポーター」は「NBCが『モラルハザード』に近づく」と批判。米ABCの人気司会者ジミー・キンメル氏が「NBCは、日本人を一人残らず殺さなければならないとしても、今年の夏にオリンピックを進める予定だ」と発言したことを伝えた。

 

 

一体どちらの記事が真実を伝えているのだろうか?

 

 

事実は一つかもしれないが、その解釈は無限とまでは言わないが複数あってもおかしくない。

 

ロジカルな垂直思考だけでは解き明かせない人間の営みを、少しでも理解したいと思うならば水平思考も併用することが大事になる。

 

水平思考に重要なのは、直感や想像や仮説だ。

 

 

水平思考を、根拠やエビデンスがないからと退ける人は、早晩使えない人という烙印を押されるだろう。