違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

特許や著作権の不都合な真実

検索のキーワードレベルでは、

 

特許の需要や関心が落ちていることを

 

ご存知だろうか?

 

GoogleTrendsで遊んでいて気が付いた。

 

 

GoogleTrends『特許』2004年以降

 

 

少し実態を示すデータを探してみた。

 

次の記事は2021年のもの。

 

日本はピークの2/3に減少 データに見る特許出願・審査状況

 

 

かつては日本は特許の出願件数が世界一で、素人発明も盛んだった。

 

しかし、現在は上記のグラフで見るとなだらかな推移に見えるが確実に下がっている。

 

 

下がりっぷりが顕著なのは電機業界のようだ。

 

 

 

 

特許といえば素人発明で、その中からものになりそうなものを大企業が買う(≒大企業に売る)ものだという先入観がわたしにはいまだにある。

 

最近では特許を含めて丸ごとM&Aとなるだろうか。

 

 

次のツイートはメーカーで知的財産を担当している方のもの。

 

 

 

 

 

そう言えばと思い出すのが、90年代は『これは特許を元に開発されたものです』、あるいは『現在特許申請中です』なんて得意げに営業する人が多かったことだ。

 

聞かされる側は、『なんだよ、どいつもこいつも特許特許って』と思っていた。

 

少々インチキ臭く感じていたあの売り込みは、今にして思うと熱意や勢いの表れだったんだなと、ちょっと懐かしくなる。

 

 

日本の特許出願のピークは2001年で、以降は減少傾向。

 

最近ノーベル賞の時期になると、日本が研究開発に予算をかけないことを嘆く話が必ずセットで出てくるが、特許の出願件数ともリンクしてそうだ。

 

日本の特許出願が多かったのはアナログ時代で、おそらく手先の器用さを活かして、あるいはアイデアを形にしたいという投資としてのものだったように感じられ、決して最先端分野ではなく、ちょっとした盲点を突くようなものが多かった気がする。

 

 

しかし、21世紀に入ると全世界的に知的財産投資は最先端分野に集中し、それとは別の単なる投資は直接金銭の運用に向かい始めたのだ。

 

翻って日本では最先端分野の研究開発が減っているということがよく分かる。

 

 

ところで特許といえば、本当の話なのかそれともフェイクなのか不明だし調べる気もないが、こんなのを見かけて、今風だな〜と感じた。

 

 

 

 

特許と同じく世間では、ことばとしてだけは認知度が高いものに著作権がある。

 

GoogleTrendsで見ると、特許と似た動きが感じられる。

 

GoogleTrends『特許』『著作権』2004年以降

 

 

著作権といえばこんな話を見かけた。

 

 

 

 

その理由とは、

 

 

 

 

 

 

話題になるときは不祥事ネタが多い教師や先生だが、苦労とは思ってもらえない苦労や苦悩は多いのだ、身近に教師や先生がいる方は優しく接してください。

 

 

日本では、現場レベルでは特許も著作権も魅力が感じられないものになったのかもしれない。