検索のキーワードレベルでは、
特許の需要や関心が落ちていることを
ご存知だろうか?
GoogleTrendsで遊んでいて気が付いた。
少し実態を示すデータを探してみた。
次の記事は2021年のもの。
かつては日本は特許の出願件数が世界一で、素人発明も盛んだった。
しかし、現在は上記のグラフで見るとなだらかな推移に見えるが確実に下がっている。
下がりっぷりが顕著なのは電機業界のようだ。
特許といえば素人発明で、その中からものになりそうなものを大企業が買う(≒大企業に売る)ものだという先入観がわたしにはいまだにある。
最近では特許を含めて丸ごとM&Aとなるだろうか。
次のツイートはメーカーで知的財産を担当している方のもの。
事業を守る特許ってなんですか?
— ozaki_rkr (@c27_gzahc) 2021年10月12日
事業を構成する製品の特許ですか?
事業の収益構造を守るビジネスモデル特許の事ですか?
おそらく今後進めていく事業領域を先に権利で固めておくイメージと思いますが、作ってもいない製品の特許をとっても、製品がそれにはまらなければ意味ないなと思いまして。
うちの設計者に限った話ではないとおもいますが、自分達の技術を大した事ないと過小評価する傾向にあります。
— ozaki_rkr (@c27_gzahc) 2021年10月6日
私たちはそれに流されないよう、豚汁さんのように気を配る必要があると思います! https://t.co/TkKXlKPrLa
そう言えばと思い出すのが、90年代は『これは特許を元に開発されたものです』、あるいは『現在特許申請中です』なんて得意げに営業する人が多かったことだ。
聞かされる側は、『なんだよ、どいつもこいつも特許特許って』と思っていた。
少々インチキ臭く感じていたあの売り込みは、今にして思うと熱意や勢いの表れだったんだなと、ちょっと懐かしくなる。
日本の特許出願のピークは2001年で、以降は減少傾向。
最近ノーベル賞の時期になると、日本が研究開発に予算をかけないことを嘆く話が必ずセットで出てくるが、特許の出願件数ともリンクしてそうだ。
日本の特許出願が多かったのはアナログ時代で、おそらく手先の器用さを活かして、あるいはアイデアを形にしたいという投資としてのものだったように感じられ、決して最先端分野ではなく、ちょっとした盲点を突くようなものが多かった気がする。
しかし、21世紀に入ると全世界的に知的財産投資は最先端分野に集中し、それとは別の単なる投資は直接金銭の運用に向かい始めたのだ。
翻って日本では最先端分野の研究開発が減っているということがよく分かる。
ところで特許といえば、本当の話なのかそれともフェイクなのか不明だし調べる気もないが、こんなのを見かけて、今風だな〜と感じた。
ファイザーの特許〰️💣️
— 💙kumi 1111💙🗣️fresh☆speech🇯🇵🎗️JAPAN 💙Trump💙 (@kumi11114) 2021年10月14日
今年8月末日に承認されていた
ワクチン接種者を遠隔操作で追跡する📱💥
スマホや電波塔・衛星からのパルス状・マイクロ波数の量子リンクにより接種者の酸化グラフェンに直接接続させる📡📶
私達を陰謀論者と
あざ笑う人達
目覚めて下さい🙏https://t.co/bt70Xq29kM
特許と同じく世間では、ことばとしてだけは認知度が高いものに著作権がある。
GoogleTrendsで見ると、特許と似た動きが感じられる。
著作権といえばこんな話を見かけた。
ある日、教育委員会からTEL
— のぶ@教育委員会に営業中 (@talk_Nobu) 2021年10月8日
教委「テスト問題を一年分送って」
教頭「なぜ?」
教委「塾から開示請求があった」
教頭「塾!?渡せません。今後のテスト作成で困る」
教委「それは無理だ」
教頭「なぜ!?教師の著作権は?」
教委「それが…」
職員一同が激怒した理由はプロフに書きます。#教師のバトン
その理由とは、
この後、全職員がテスト問題を印刷。丁寧に袋詰して教育委員会へ発送しました。そして、開示されたテストは、塾の商売道具として使われるはず。テストを作るのがバカバカしい。塾が子どもからテストを集めるのは知ってます。でもここまで堂々とテストを集めるとは、喧嘩を売っている。 #教師のバトン
— のぶ@教育委員会に営業中 (@talk_Nobu) 2021年10月8日
話題になるときは不祥事ネタが多い教師や先生だが、苦労とは思ってもらえない苦労や苦悩は多いのだ、身近に教師や先生がいる方は優しく接してください。
日本では、現場レベルでは特許も著作権も魅力が感じられないものになったのかもしれない。