違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

取り上げる時事ネタは『鏡』になる

最近のイケメンとは顔やスタイルがイケてるだけでなく、

 

メンタルもイケてることが求められているらしい。

 

 

 

沖さんは、若手を好きになる理由と苦手になる理由には、共通項があると話す。

 

 「共通しているのは『清廉潔白さ』です。

 

ファンはドラマや映画で見る有名人に人間的で誠実な人柄を求めています。

 

一方、苦手になるきっかけも、不倫や素行の悪さなど、不誠実な印象を一度受けるとそれまでなんとも思ってなかった人でも、一気に苦手になってしまうようです。

好きな/苦手な「若手男性有名人」ランキング、佐藤健と菅田将暉が大接戦! 9/13(月)

 

この記事は当然ながら女性の意見で構成されている。

 

広範囲な年齢層(上は90代)まで調査対象にし、年代ごとの好きな理由嫌いな理由も挙げられていて興味深い、調査サンプル数が多いとは言えないので偏りはあるだろうが。

 

 

嫌よ嫌よも好きのうちと言われて久しい。

 

同様に、反感を買ってもバズればバズった者の勝ちなどとも言われてる。

 

しかし、そういう感覚は終焉に向かっているのかもしれない。

 

有名人の場合、犯した過ちを、小さな失敗や躓きだと過小評価してると命取りになって、後悔先に立たずになってるようだ。

 

 

具体的に何をしたらダメなのかというよりも、ネガティブな意味で時事の話題にされてしまうことが取り返しのつかないマイナスにつながるのだ。

 

 

同じ傾向はきっと有名人じゃなくても当てはまるだろうが、そもそも有名人でなければ少し環境を変えれば再起は容易だろうが、同じ過ちを繰り返せば悪い有名人になるだけだ。

 

 

新聞を読まない人や、テレビを見ない人が多いということはもはや大して話題性もないが、そういうことは大衆の劣化として取り上げられがちだが、時事ネタや時事問題がただのストレスになるだけだからかもしれない。

 

世間で起きる問題はどこかで自分にも関係してる、しかしもはや解決不能だと感じれば、知らない方が無用なストレスを感じなくて良いと思っても不思議はない。

 

一方、週刊誌ネタや芸能ゴシップは自分には関係ないので心穏やかにdisることができる。

 

世の中で何が起きてるかを知りたい人々は時事に興味を持つが、そういう人よりも、世の中で起きてることを知って何になると思う人の方が、今の日本には多いのだとすると投票率が上がらないのも当然の話だ。

 

上記で引用した記事は女性の意見をまとめて作られたもので男性の意見は入ってないが、コメント欄に意見を寄せてるのはおそらく男性ばかりだと思えるので、参考になるだろう。

 

そういえば、ひろゆきさんが『芸能人が政治や時事ネタを扱うと変な色がつくので要注意』と言ってたが、これってネタとして話題にするだけでも要注意なのに、事故や事件などの不祥事の当事者になってネタとして自分が話題にされたらもうどうしようもないということにつながるのかもしれない。

 

芸能人や有名人ほどではなくても、この傾向は一般人にも当てはまるはず。

 

時事はネタの宝庫で、話題に困ったら時事を語れば体裁は整うことが多いが、思った以上に色がついてしまうということも忘れてはいけない。

 

扱う時事ネタは、わたしやあなたを映す鏡なのだ。