違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『適応障害』が注目された2021年

明けましておめでとうございます。

 

2022年が始まったということは、Google Trendsの2021年のYear in Searchが発表されるということで早速検索における2021年を振り返ってみたいと思います。

 

https://trends.google.co.jp/trends/yis/2021/JP/

 

 

詳しくは上記サイトを見ていただくとして、個人として最も注目を浴びたのはやはり大谷翔平さん。

 

大谷翔平さんに関してはポジティブな意味での評価であり憧れの対象としてなのはいうまでもないが、そのほかにはおめでたい話題や訃報やスキャンダルや嫌われ者ゆえの注目というのが相変わらずの定番だった。

 

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そんな中で、わたしの目を引いたのは『〇〇とは』。

 

 

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GoogleTrendsで『適応障害』『適応障害とは』を検索すると、

 

 

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この推移を見る限りは、注目の程度がどうだったかはよく分からない。

 

適応障害という文字を見て、わたしは発達障害だと思っていた。

 

上記に『発達障害』を加えて比較すると、

 

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関連があるのかないのかは検索ワードととしての推移からは分からないし、軽々しいことは言ってはいけないような気がするが、患ってることを自覚してる人は生き辛さを感じてるだろうことは想像できる。

 

 

昔から、病名が命名さられることで病人が増えると言われる。

 

その症状に相応しい病名が付けられることで、それ以前には個性の範疇に括られていたことが、病気という枠に括られることになる。

 

そしてともすれば嫌がらせと紙一重でもなるのだ。

 

 

最近見かけたツイートを思い出した。

 

 

 

Twitterの検索レベルでは、適応障害と発達障害は違うものだが重なる部分もあるようだと感じられる。

 

 

これらに苦しんでる方へのアドバイスには『頑張ることをやめましょう』とよく出てくる。

 

 

つい先日、『石の上にも三年』というブログを書いたが、頑張ることと我慢することが日本では混同されやすい。

 

頑張ることが、好きなことややりたいことに夢中で取り組むことならば、心配すべきはやり過ぎや過労になる。

 

しかし、頑張ることが我慢することになるとただの苦行にしかならないし、それが確実に報われるとわかっているならばまだしも、ただの徒労に終わることもあり得るとするならば、我慢することを頑張ると呼んではいけないと感じる。

 

 

2022年を良い年にしたいならば、2021年を正しく総括する必要がある。

 

どう解釈するかは人それぞれだが、2022年1月1日の朝に感じたこと。