Google Trendsで遊んでいた気付いた話。
『筋トレ』と、検索可能な2004年以降の推移を見ると、
着実に上昇した後で近年減少してるが、これはコロナでジムやフィットネスクラブに行き辛い事情ができたことも影響してる気がする。
最近5年の推移を見ると、
直近5年での筋トレの需要のピーク(2004年以降のピークでもある)は一斉休校やテレワークが実施された2020年の3月以降急に伸び始め5月にマークしている。
どうせ何もできないなら筋トレでもするかという動きにも感じられる。
しかし、ジムやフィットネスクラブは狭いスペースで激しく呼吸をするので推奨されない環境として指定されると急落し始めた。
ジムやフィットネスクラブの需要を吸収したのはなんだろうかと想像して、自宅で一人でもできることとしてストレッチがあるなと思い浮かんだ。
筋トレと重ねて2004年以降で見ると、
筋トレのようにブームになるような動きではなさそうだが、筋トレの動きと連動してることが感じられる。
最近5年で見ると、
コロナ禍で、筋トレはストレッチにシフトしてるのではと感じられる。
筋肉が不足してると、生活の充実が図れないというのは真実だろうが、筋肉は大きければ多ければ良いというものではない。
それはスポーツ各分野のトッププロを見ていても明らかで、発揮するパフォーマンスのレベルが高い人はむしろストレッチを意識してるように感じられる。
落ち目のプロほど筋トレをしたがるのもよく聞く話だ。
しかし、ストレッチを柔軟体操や柔軟運動と捉えると楽しくなさそうなのも事実なのだ。
ストレッチを、身体のバランス回復と位置付けて、楽しくできることはないかと考えたのが昨日。
脳内でイメージを膨らませているとゴムを使うと楽しいんじゃないかと思い浮かんだ。
そしてゴムを使って身体の後ろ、つまり背中側を使った運動をすると気持ちいいような気がしてきた。
こんな時はとりあえず100円ショップで使えそうなものを探して試すに限る。
そこでダイソーに行くと、こんなのが売っていた、もちろん110円、迷う理由はない。
これを使って、背中側で色々な体勢で曲げ伸ばしするだけだが、これが想像以上に気持ちいいし、明らかに身体に良いことやってる感が得られるのだ。
それと同時に、簡単な動作なのに道具を使わないとこの動きはできないなと理解できるので、もっと早く気付くべきだったとすら感じた。
この運動に筋トレ要素は全く期待してなかったが、普段使わない筋肉や関節や腱も使ってることが実感できて気持ちいい。
両手を伸ばせるスペースがあればどこでもできるし、テレビを見ながらでもできるので、その気にさえなれば場所も時間も選ばない。
何か体に良いことしたいけど大袈裟なことは苦手だと思ってる人にはおすすめだ。