違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

寂しい人は『寂しい』と検索する

楽しい時に、その楽しさを表現することばは『楽しい!』が最も相応しい。

 

美味しい時に、その美味しさを表現することばは『美味しい!』が最も相応しい。

 

中途半端に語彙を尽くして表現する時は、おそらく楽しくないのだろうなと伝わるし、テレビの食レポを見てても『不味くはないんだろうけど美味しくはないんだろうな』と伝わる。

 

詐欺やウソが溢れてる日常だが、それは語彙を尽くして表現されるその文言を聞いてしまうから。

 

そのトークにシンプルな『!』が感じらるか感じられないかを基準にすると『本当はそうじゃないな』や『本音は違うな』が伝わるはず。

 

詐欺やウソに騙される人の中には、『ウソと知りつつ騙される人がいる』と言われる。

 

語彙を尽くして自分を騙そうとする人物の一生懸命さに絆されるという心理が働くことがあるらしい。

 

心が寂しい状態にある人に多いらしい。

 

 

 

フォロワーが25万人近くもいる、心の寂しさとは無縁に思えるコスプレアイドルが次のようなツイートを発していた。

 

 

 

ハッとさせられた。

 

寂しい人は、『寂しい』と呟いたり、検索したりするのだ。

 

楽しい人や幸せな人は、おそらく楽しさや幸せを呟くことはあっても、検索したりしないだろう。

 

GoogleTrendsで検索可能な2004年以降で『寂しい』を見ると、

 

 

 

この10年で『寂しい』の検索数は増えている。

 

直近5年の推移を見ると、

 

 

 

ピークはコロナで休校措置が取られ、日常生活に大きな影響が初めて及び始めた頃だった。

 

直近5年のグラフはコロナでのピークを境にほぼ同じようなグラフだが、中身や内容は変化したのではないかと想像してしまう。

 

検索の信用度が低下する昨今だが、寂しい人や悩みを抱えてる人はその本音を検索に吐露するというのは変わらない気がする。

 

寂しい人は寂しいと検索するのだ。