キッカケは次の記事だった。
原爆忌を迎えた #広島 で、ロシアと #ウクライナ 両国にルーツを持つ平石英心さん(15)が77年前に広島で被爆したバイオリンを演奏し、平和を願う音色を響かせました。
— 読売新聞写真部 (@tshashin) 2022年8月6日
本日の夕刊で(三浦)
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以下の話は、エビデンスや証拠を前提とした話ではなく、極めて個人的な情緒的な話。
ルーツが絡むと事態は因縁めいてくるし、原因不明の人間同士が起こす厄介ごとを紐解いて行くとルーツが共通だからということに行き着くことは少なくない。
ロシアとウクライナの関係性を考える場合に欠かせないのは、陸続きで隣接してるという点。
つまり、ルーツは共通していても全く不思議はないということ。
海に囲まれた日本だって、ルーツを遡ると大陸側に行き着くし、基本的な考えや哲学も元は共通していたであろうことは薄々感じてる。
しかし、何かがクローズアップされる時は、対立や相違がテーマになる。
そしてその解決に、支配や服従が首をもたげてくる。
中国と台湾の関係性にもロシアとウクライナの関係性に似たものが感じられる。
同じことが起きてるという意味ではなく、ルーツが共通してそうなのに対立や相違で拗れてるという点でだ。
中国にルーツを持つ台湾人はそこそこいる。
— ジェイ.K垢🇺🇦 🍵情報戦略研究室 🇲🇴🗻 🇯🇵 (@ISRC_Lab) 2022年8月3日
天安門後も最初に来た米国の政治家はペロシ。
それもあり台湾ではペロシに対するリスペクトが非常に強く感じる。
もっと身近なところでいうと、家族や親族間でも同様の拗れは起きやすいし、起きてしまうと赤の他人同士の拗れよりも厄介になる。
家族関係や人間関係そして民族関係も、上手く行く時はルーツを同じくする阿吽の呼吸の巧みさが感じられるが、拗れると修復不可能になることは少なくない。
ちょっと意味は違うかもしれないが、『可愛さ余って憎さ百倍』という諺があったことを思い出す。
英語でいうと次のようになるらしい。
The greatest hate proceeds from the greatest love.(最大の憎しみは最大の愛から生じる)
情緒的に考えると、アダムとイブも喧嘩をすると拗れたので、その血を引いた現代人も、何かと拗れやすいという遺伝子が脈々と薄まることなく受け継がれているのだろう。
つまり、アダムもイブも拗れやすい遺伝子の持ち主だったのだ。
しかしそもそもアダムとイブのルーツは?、という疑問は残ってしまう。
そのことを考えると夜も眠れなくなってしまう。