違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

原価を意識する人としない人

昨日目にしたツイートとそのツイートに対するリプ。

 

 

 

 

これだけではブログに取り上げようとは思わなかったが、今朝次のツイートを見て取り上げようと思った。

 

こちらもツイートとそのリプの組み合わせ。

 

 

 

 

原価を気にしてしまう背景には、OEM生産も大きく関係してるのではと繋がったのだ。

 

中身が全く同じ、あるいはほとんど同じでありながら、違うブランドで表示され、違う価格(ブランドを背負ってる方がブランドの取り分が転嫁されていて高い)で売られていることを知った者が原価を気にするのは当然。

 

極論になるが、私が上記のような流れを最初に意識したのはテレビやPCの生産や販売に関してで今から20年くらい前だ。

 

20年ほど前の時点で日本のメーカーでブランドを背負ってる製品で純粋に日本で作られてるものは無いなと思えたのだ。

 

だったら、OEM生産を請け負ってるメーカーの中身が同じノーブランド商品(見つけることさえできれば半額以下で買える)を選択する方が賢いと思うのは当然だ。

 

違いは、説明書が分厚いくらいだけなので。

 

それから20年、日本のメーカーがOEMにあぐらをかく以上のことが出来ていなければ、この20年でメーカーの社員もずいぶん入れ替わっていて、OEMに頼ることでメーカーとして著しく劣化したであろうことに気付きもしない人ばかりになっているのかもしれない。

 

呑気な日本人はともかく、海外では通用しなくなって当然だ。

 

日本製品の多くは、購入してるユーザー層のレベルに寄ってくるのも当然で、それがガラパゴスと呼ばれるのだ。

 

 

冒頭で紹介した2組のツイートとリプの組み合わせのどちらに共感するかは意見は分かれるだろうが、そこには持ってる価値観が大きく関係してることだけは間違いない。