違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

自転車のヘルメット着用を受け入れるか受け入れないか

因果関係があると言われると、そうかもとも思えるし、そうではないと言われるとそんな気もするという表現がある。

 

 

  • 宝くじは買わなければ当たらない。

 

 

  • 人間関係は知り合わなければ(出会わなければ)生まれない。

 

 

  • 知らないことは考えられない。

 

 

などなど。

 

 

 

来年の4月から自転車のヘルメット着用が全ての自転車に義務化されるらしい。

 

幸か不幸か罰則のない努力義務らしい、これをどう解釈するかは現在ヘルメットの着用をしてない自転車乗りにとってはちょっとした問題かもしれない。

 

私は自転車乗りとして5〜6年前にヘルメットを買ったが、一回使っただけで仕舞い込んでいた。

 

着用が嫌だったと言うよりも、自転車を降りた後に余計な荷物が一つ増えるからだった。

 

今回の報道を受けて、仕舞い込んでいたヘルメットを取り出すと、見た目も着用感にも不具合や劣化を全然感じなかったので、「よし、これを使うぞ」と思うことができた。

 

余計な荷物といっても軽いし、硬い帽子だと考えれば十分許容範囲だし。

 

しかし、これからヘルメットを買うことを考えねばならない方にはストレスだろう。

 

自転車に乗ることが趣味として好きな人は、これをきっかけにヘルメットは着用を選ぶことが賢明だろう。

 

さて、おもしろいことを教えてくれるツイートがあった。

 

 

興味がある方はぜひリンク先の記事を読んで欲しいが、大きく二点ある。

 

オーストラリアのある州でヘルメット着用義務化法が制定・施行されたのですが,その後なんと自転車の利用が20〜40%減少したそうです

 

「ヘルメット法は少数の脳を救うが,多くの心臓を破壊する」

 

二つ目がピンと来ない人もいるだろうが、自転車のペダリング運動は足を大きく動かすので全身に血を巡らす効果が大きいので心臓や血管という循環器にはとても有効で、スポーツや趣味として自転車に乗ってる人は十分理解し意識してるが、むしろそうではないただ便利だから乗ってる人や仕方なく乗ってるような人ほど、無自覚なうちに健康に大きく貢献してるはずなのだ。

 

ペダリング運動の効果はギアが軽くても大きいので、自転車以外は運動をしてない人が自転車をやめてしまうと心臓や血管が弱るのは目に見えている。

 

自転車の良さは多くても乗る人が増え、その乗り方も問われるようになると、迷惑な存在と紙一重でもある。

 

ヘルメットを着用することでルールを守る人と思ってもらえるならばリーズナブルな出費と自分で自分を慰めることもできるはず。