計画性に基づいて捕まらないことを目的とした犯罪はともかく、衝動的、突発的、無計画に起こる事件は逃げられないというイメージを持っている、特に都市部では。
その理由は、監視カメラや防犯カメラやスマホやドライブレコーダーや他にも道路にも多数のカメラが設置されているから。
警察が捜査に人員や労力を充てることが出来さえすれば手掛かりはそこかしこに見つかるだろうから。
認知される刑法犯の件数は21世紀に入って減少の一途。
データの出典はすべて
警察庁のアンケート調査では、刑法犯罪は減少し続けてるが、国民の67.1%が体感治安は悪化してると回答してる。
こんなことを調べてみようと思ったのは、つい最近の事件で犯人はすぐに捕まると思っていたのに事態に進展が見られない事件があるから。
死亡推定時刻が5月28日の午前(深夜帯)とされる熊本の繁華街で発見された殺人事件。
熊本女性殺害、容疑者につながる手がかりなく 繁華街の一角で何が
28日未明に近くで防犯カメラの映像に映った人物の洗い出しを進めている。捜査幹部の一人は「異様な事件だが、一日も早く容疑者を検挙したい」と話す。
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犯人の目星は付いてるが決め手に欠けてるのか?
密告でもない限り、頼りはカメラだけかもしれない。
もしかしたらそう思わせて犯人を油断させようとしてるのかもしれないが。
殺人事件の検挙率は96%〜98%を維持してるので、数字だけ見るとほとんどが捕まるのだが、ほんの一握りは捕まらないともいえるのだ。
繁華街で起きた事件だからと先入観を持ちがちだが被害者はそれが当てはまるような人ではなさそう。
続報が気になる事件。
<追記>
6月6日に続報が出た。
事件後、男性が死亡…ビルのエレベーター点検など行う会社の男性従業員 死亡女性との関連は【熊本・女性遺体遺棄事件】
関係者によると、エレベーターの点検などを行う会社で、このビルを含む現場周辺のエリアを担当している男性従業員が事件後、死亡していたという。
まだ真相は不明だが、雲を掴むような事件が少し実態を帯びてきた。