今朝ラジオで聞いた話。
今日勤労感謝の日は元々は新嘗祭。
新嘗祭とは収穫した農作物を皇祖や神々にお供えするという宮中行事。
そんな新嘗祭を勤労感謝の日という言語明瞭意味不明に変えたのは終戦後のGHQ。
その真意は、日本人の心が一つにまとまることをアメリカが恐れたから。
ラジオでそんな話を始めたのは、60代の大学教授で教授になる前は自治体の長でその前は中央官僚で東大出身という方。
話はその方が大学時代に遡る。
大学の授業で教授が『日本人は時間を掛けて壊れるよ』と言い、そのきっかけの一つとして新嘗祭を勤労感謝の日にGHQが変えたことなどを上げたという話をしながら、『今になってあの時教授が言ってたことの意味が分かるようになりました』と伝えていた。
以下はわたしの解釈も加えるが、日本人の美徳とされる恥の文化は万物に八百万の神(やおよろずのかみ)が宿るため、常に神様に見られてるよという意識があり、有名なのは『お天道様が見てるよ』。
だからこそ秩序を守り、秩序を破ることを恥ずかしいと感じる文化が宿ったが、その文化をアメリカが恐れたのだ。
いまだに恥の文化は生きてると感じるがすごく薄くなっている、そのことは生きやすさや良い意味での多様性に繋がっているが、元々あった良い部分を壊してもいるのだ。
長生きしてる人ならば感じることがあるだろう、昔はあったはずの自分の中の良い部分が今は消えかけていることに。
GHQの呪いが効いているのだ。