Twitterで『あと1ヶ月』がトレンド入りしていた。
あと1ヶ月という表現から楽しいことをカウントダウンするような「もういくつ寝るとお正月」の雰囲気は感じられない、常に締め日に追われるような雰囲気がひしひしと伝わってくる。
約束事を守るのは当たり前のことだが、期限が明確に設定されると途端に理不尽さが漂う。
目標には達成のための期限を設けることは重要で、受験の場合だと試験日を過ぎたら意味がない。
社会に出ると、売上金の回収や挙績や成果に関しての締め日に常に追いまくられる、毎月給料をもらうためのトレードオフとして。
当然、会社が給料の支払い期限を守らなければ怒るだろう。
軽い気持ちで話したことを、相手が約束に近いと感じれば、相手は何となくの期限をイメージとして持つだろう。
「また行こうね」「また会おうね」と言われたら、どのくらいの間隔を空けるのが適当だろうかと思ったり、どうせなら天気が良い日をイメージするだろう、そして時間が空いてるのはいつ頃だろうかと何となくイメージくらいはするだろう。
しかし、大人になるとこのような約束めいた言葉は言った方も言われた方も約束だとは思わなくなる、だから期限や締め日も存在しない代わりに、お互いにどうでも良い関係性になる。
11月30日が12月1日になったからといって何が変わるのかというと、新たな12月の締め日がやってくることと、2023年の締め日が重なるというプレッシャーだけが重くなるのだ。
12月以前の未達の残りの回収も求められるし、それができれば大あっぱれでもあるだろう。
幸か不幸か今日は全国的に寒そうだ。