Twitterを検索して分かりやすいグラフを選んでみた。
以下で引用してるグラフやデータは全てTwitterから。
なんのグラフかというと分布の実態を知るためのグラフ。
なんの分布かというと人間の散らばり具合の中でも生活や欲望に密接に関係してそうなことに関してのもの。
脳内では無識のうちに分布は偏差値のように正規分布をイメージしがちだがそのような均等な分布にはならず、実際には歪な偏りがあることが分かりやすく伝わるようなグラフ。
データは変動するので参考程度に留めていただくとしても分布に偏りがあることだけは間違いないのだが、もし順位を付けると分布の実態の中では下位にも関わらず過大自己評価につながってる人が多いだろうことは容易に想像できそうだ。
誰もが自分と他人の違いで最も気にするのが所得金額。
ここでの注目点は、中央値や平均値と最多層が一致しないという点。
偏差値的正規分布をイメージすると中央値も平均値も最多層も一致するのにだ。
かつては人口ピラミッドと呼ばれたように低年齢層ほど多かった年齢別人口分布図だが、その未来予想図が下記。
少子高齢化と呼ばれる少産多死が年齢別人口分布をこんなに歪にさせている。
かつてはごく一部の変わり者の趣味とされたオタク分野は今や趣味の王道となった。
下記の分布はすでに王道化した後の変化だが、ここでの変化は勢力関係に動きがあるということを感じさせる。
つまり、分布は現在進行形で流動的なのだ。
AIが人間の主役の座を脅かす存在として具体化する昨今だが、人間は他人との序列に一喜一憂する生き物であることには変わりない。
AIがどのように発達しようとも、AIにどんなに活躍の場を奪われたとしても、その結果AIに不満を感じるようになったとしても、おそらくAIには嫉妬しないだろう。
だって人間じゃないんだもん。
人間の多くは、他人との位置関係を気にするだけだ。
序列のどこに位置してるのか、分布のどこに位置してるのか。
昭和生まれの人ならば正月のイメージが今と昔では大違いなことを覚えているはずだ、
正月は気分を新たにリセットする絶好の機会だったが、今では単なるカレンダー上のイベントに過ぎない。
気持ちや感情の分布にも大きな変化が起きていたのだろう。
地球温暖化や自然環境の変化も、分布の変化として捉えた方が本当は分かりやすいのかもしれない。