違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

カップラーメンとスマホの共通点

次のような内容のツイートが流れていた。

 

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【忘れない】本日1月17日で「阪神淡路大震災」から29年

 

1995年1月17日午前5時46分に発生。近畿圏の広域が大きな被害を受け、犠牲者は6434人に達した。第二次世界大戦後に発生した地震災害としては当時最大で、この災害を教訓として「DMAT」や「災害用伝言ダイヤル」などが生まれた。

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地震といえばせいぜい震度3しか知らない頃だった。

 

関東大震災の話も遠い歴史上のイベントに過ぎなかった頃だった。

 

 

阪神淡路大震災以降、大きな地震は生活の身近に起きるものとして何の不思議もなくなった。

 

 

一部の人にとっては阪神淡路大震災はすでに歴史上の話になりつつあるかもしれない。

 

 

今年年明けに起きた能登地震、2011年の東日本大震災は3月、29年前の阪神淡路大震災、冬に発生したことで寒さの厳しさも重なっている。

 

 

阪神淡路大震災の時に避難所ではカップラーメンを食べたいという人が多かったらしい。

 

新商品として発売されたカップヌードルが売れるようになったきっかけに、1972年の浅間山荘事件がある。

 

厳寒の山で配給食では身体を温めきれない警官隊に支給されたのがカップヌードルで、カップヌードルを食べる警官隊の姿がテレビで流れたことで一気に売れ始めたらしい。

 

 

2011年の東日本大震災では当時圧倒的に主流だったガラケーが使えなくなる中でスマホでのSNSが安否確認として活躍した、このことでスマホとSNSが日本では一気に普及し始めた。

 

厳しい環境下では何が幸いするか分からない。

 

本来の意図とは違うところで評価が一気に高まるということがある。

 

多くの人にとってピンチはただのピンチとしか思えないし、ピンチの強烈さを思い知らされるだけかもしれないが、そんな時でもチャンスは生まれているのだ。