ゴールデン・ウイークの始まりとともに、副業解禁を謳う記事が増えてきた。
「副業解禁」で壊れる日本の「カイシャ」 社員の「本来業務」の明確化が不可欠に 2018/4/27
「働き方改革」を掲げる安倍晋三内閣は、昨年来、「副業・兼業」の推進に旗を振ってきた。今年1月には厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をまとめたほか、同省が示していた「モデル就業規則」から副業禁止の規定を削除した。従来は「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定が「モデル」として記載されていたがこれを削除。「副業・兼業」という章を設けて以下のような条文を例示した。
第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。
3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。
- 労務提供上の支障がある場合
- 企業秘密が漏洩する場合
- 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
- 競業により、企業の利益を害する場合
副業解禁と謳うことで、新たな可能性を提示してるように見えるが、実際には給料を上げれないことへの免罪符にしようとしてることは、ほとんどの人が気付いているだろう。
大副業時代の幕開け 政府・企業が後押し 2018/5/6 5:30日本経済新聞 電子版
なぜ副業解禁はさらなる「格差」を生むことになるのか? 2018/5/7
これらの記事を見ると、副業として上がるのはジャンルで言うと、
・投資
・兼業
・趣味と実益を兼ねて
に分類できそうだが、どの分野も、やりたいことが明確に存在する場合は副業解禁を待たずに始めているだろう。
これから何か始めようという場合は、何かをお手本にしようとするだろう。
上記の記事には、お手本選びを間違えるとカモにされますよと言うことが書いてある。
これらを読みながら、私がブログを始めた理由を思い出した。
その背景には、二つの変化を感じていたから。
1つは、金は天下の回りものと言うが、どう考えても回ってる所と回ってない所の差が極端になっているなと感じていたから。
釣りに例えると、少し前まで魚が釣れていたのに、今はさっぱり釣れない、当たりすら無いということが増えている。
明らかに魚がいなくなったとしか思えない、そんな魚を探してみたいと思ったことがブログを始めた動機の一つだ。
魚を釣りたいと言っても、私の場合は大漁を望んでいるのではなく、釣れる時の竿に伝わるピクピクとくる手応えを楽しみたいという思いが強かった、もちろん大漁がイヤなわけではない。
少しこだわりがあるとすれば、したいことは竿1本での釣りで、投網をしたり罠をしかけたりは興味がない。
のんびりと待つことはちっともイヤではない。
お金の流れに例えるならば、私が求めてるのは、何らかのコミュニケーションの結果としての対価であり、そういう意味で言うと投網や罠を使うことは私には投資の世界が目指すことに感じる。
お金の総量(例えばGDP)はさほど変化してないが、比率が上がっているのが投資と広告宣伝費に思える。
本業にしてなくて広告宣伝の世界に関わろうと考えると、一番ハードルが低そうなのがブログだったから。
最もそれすら私にとっては高いハードルだったのだが。
2つ目は、お金の流れだけでなく、世間の人々の反応の仕方も極端になってきたと感じたから。
"ノイジーマイノリティ"と"サイレントマジョリティ"という二極分化が顕著になってきて、このノイジーマイノリティの生態に興味があったからで、今から考えると大いなる勘違いだったが、ブログを書くとすぐに何万人もの人々の目に触れるものだと思っていて、すぐにノイジーマイノリティな人々に絡まれるんだろうなと自意識過剰に待ち構えていた。
そして、そんなノイジーマイノリティな人々の生態観察をしてみたいと思ってブログを始めた。
広告宣伝費というものが、どのように流れるのかも感じてみたかったので、アドセンスも始めた。
アドセンスのために参考にしたサイトなどもあったがよくわからないので自動広告の設定にしてるだけ。
ブログを始める前は、続けられるかどうかが一番の心配事だったが、今のスタイルならば継続は可能だと実感できているので、少し試行錯誤にも乗り出してみようかと感じている。
そんな試行錯誤の参考にすると面白そうな記事を見つけたので紹介。
二つとも、なるほどね〜、ただ書いてるだけじゃないんだねと感じさせてくれるし、ヘンに煽るような文章ではないのでタイトルに興味があれば読むことをお薦め。
本文を読めばわかると思うが、このリンク先は2ページ目で、1ページと2ページの間に伏線が張ってある。2ページめを読んで興味が湧けば1ページめをどうぞ。
月30万円弱×45万PV内訳|保有サイト4つの実数値と人気記事のPVデータ大公開(詳細解説付き)
この手のタイトルで内容に共感できた数少ない記事の一つ。
本業にしても副業にしても、はたまた趣味であっても、継続を支える一つは"金は天下の回りもの"を抑えることであることは一つの真実。
そして、そのための第一歩は気付くことだと改めて感じている。
相談者の目標が『月10万円』で40記事弱だったので、私が達成した時の記事数がどれくらいだったかな、と考えてみると、600記事~ってところでした。
— 米陀@アフィリエイト楽しい (@beer_whiskey1) 2018年5月10日
収益化が下手くそなタイプでも、これくらい書けば月10万円は目指せるんじゃないでしょうか。