違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

空気と界隈が織り成す症状

症状に対して病名が命名されると病気が誕生する。 病名が誕生し多少の認知が進むと病名を掲げ症状を訴える患者がワラワラと湧いてくる。 そういう患者に対して俄然張り切るのが製薬業界。 卵が先か鶏が先かの世界観。 一方、心の領域の現象に症状名を命名す…

タワマン文学

Netflixで話題の『地面師たち』。 主人公ではないが、実質的な主役はハリソン山中。 演じているのは豊川悦司さん。 『地面師たち』の魅力というか魔力はハリソン山中が醸し出している。 わたしはドラマを見ることはなく原作を読んだ。 予備知識として絶対的…

秋の到来はいつ?

猛暑は確かに一段落したし、花鳥風月的な世界観は秋の到来を感じさせてくれるようになった。 しかし素直に秋が来たとはまだ言えない。 極めて個人的な話だが、わたしが夏の終わりというか秋の始まりを感じるのは水温の変化だ。 具体的には外出から戻ったら真…

タイムマシンがあったら

こんな記事を見た。 西島秀俊、「若い時に戻りたくない」理由明かす「僕、結構…」 「僕、結構、苦労してるんで。だから、今の方が楽しいですね」 ~~~ もしタイムマシンがあったら、こんなことを考えたことは誰だって一度や二度はあるだろう。 そういう場…

緻密さと大胆さと杜撰さ

『地面師たち』を読んでから自分自身の中でちょっとしたマイブームが、ウソを吐くということへの考察だ。 ウソなど一切吐かずに愚直に真面目に生きてる人の多くは、第三者の目には冴えない生き方をしてると思われがちだ、だから真似をしたいとは思われにくい…

『地面師たち』

ドラマで話題の『地面師たち』の原作を電子書籍で購入し読んだ。 この本は2019年に出た本で、電子書籍化されたのは2022年。 久しぶりに読んでいて内容にグイグイ引き込まれる醍醐味を味わえた。 実際の事件がモチーフだが描きかたが巧みで、デジタルやIT は…

たかが〇〇、されど〇〇

ドラマ『古畑任三郎』ではクイズ番組で勝ち続けるチャンピオンの役を演じていた唐沢寿明さんが、勝ち続けるために事前に問題を入手しようと殺人を犯してしまうという回があった。 たかがクイズされどクイズ。 日本のテレビには昔からクイズ番組が多かった。 …

今になって分かること

テクノロジーの進化は人間の生活を豊かにするためのものと信じられてきた。 しかし、進化が自動化AI化と進むとトレードオフの関係にあったのは人間の技や術の熟練度だったと気付かされる。 あるいは全体を把握できる能力や立場が人や企業からも減り、狭い限…

継続は力か?

『継続は力なり』と言う場合の継続は良いことだとされるが、継続することの多くは惰性的だ。 惰性とは積極性や能動性の対義。 多くの人にとって継続できてることのほとんどは単に止め際を見失ったか、替わりになるものや事を見つけきれないだけというのが真…

ディスプレイと目の適切な距離

ド近眼でかつ老眼のためディスプレイと目の適切な距離に関しては悩みがある。 個人的には、できればipadですべてが賄えることがベストだと思いながらもPCも手離せないという思いを抱えながら過ごしたのが最近10年。 スマホは画面サイズが小さすぎるという…

神様は平等

夢や希望や目標に向かう行動と、嫌なことから逃げる行動は、究極的には同じらしいという話を聞いた。 究極的にはというくらいだから極端な話ではあるが、現代に即してざっくり決めつけると、多くの人が設定する夢や希望や目標のほとんどはお金持ちになるため…

生成AIも戸惑うことがあるようだ

人間同士のコミュニケーションでは、表面上は上手く行ってるようでも実際にはそうでもないことがよくある。 例えば、聞かれたり質問されたことに対して素直に知ってる範囲でベストな答え方をしないような場合がある。 そうなるのは積み重ねたコミュニケーシ…

一人を楽しめてるか

一人(=独り)でいることは孤独や孤立と呼ばれあまり歓迎されないことが多い。 しかし、一人でいることを積極的に選択する人の中でも、一人でいるのが好き、あるいは一人時間の方が楽しめるという人がいる、そういう人は決してコミュニケーション能力が低い…

あれは10年前

『あれは3年前~』と、ちあきなおみさんが歌った『喝采』がヒットしたのは1972年。 『地元の恋人の制止を振り切って歌手になる自分の夢の実現の為、都会に出ていったのが3年前で、そんな自分に元恋人の訃報が届いた』という切ない歌。 元恋人はずいぶん若く…

ポジショントークのあれこれ

Twitterを検索していたらおもしろい画像が拾えた。 これってまさにポジショントークのオンパレードだと感じた。 もちろんここに書かれてないポジションから発せられる意見としてのトークもたくさんありそうだ。 わたしは『残った穴は空気と同化する』と遠回…

プロパガンダと誹謗中傷

起承転結がはっきりとわかりやすい文章や喋りで展開されるストーリーは起承転結の順番に関係なく信じやすい。 あるいは起承転結をすっ飛ばしても、興味や危機感にダイレクトに作用する話も信じ込みやすい。 この場合の信じ込みやすさは悪く作用すると騙され…

誹謗中傷は伝染病

世間に溢れる誹謗中傷の餌食になるのは今も昔も有名人が多い、だから有名税などとも呼ばれていた。 しかし、現代では有名人ではなくても誹謗中傷の餌食になることは少なくない。 非難されるような何かが火種になるが、誹謗中傷はその火種に燃料を注ぐ放火に…

久しぶりに見た鳥人間コンテストは想像以上だった

昨夜鳥人間コンテストがテレビで放送されていた。 わたしの中では9月に放送されるイベントというイメージではなく夏真っ盛りのイベントのようなイメージがあった。 まあ、実施日と放送日の違いもあるだろうが、昔は夏の主役のようなイベントに思えていたが、…

映像イメージのマッチング

本を読んだり説明を聞いたりして何かを理解できたような気になる場合、本や説明には具体的な写真や映像が提供されてなくても人それぞれに脳内で映像イメージを描くらしい。 自分ごととしてはとても納得できるが、その映像イメージはやっぱり人それぞれだろう…

シンプルが減っている

新しく何かを始めようとすると、そしてそれが儲けるためあるいは自分の評価を高めることが目的ならば、まず既存の状況を自分なりに理解することから始まる。 この既存の状況の理解は良くも悪くも自分の環境(自分の能力を含めて)の影響が大きいので、理解する…

価格戦略の多様化が示すこと

1ヶ月前の特集記事が以下。 この記事の最後は価格戦略の多様化が始まるのではないだろうかと締めくくられている。 物価高でチケ代高騰 二極化する「推し活」事情 これでも日本はまだ安い? 博報堂が2024年2月に発表した調査(HAKUHODO & SIGNING「OSHINOMICS…