世の中には、我慢できない音や声など、耳から入ってくる刺激がある。
不快なことや、不満なことを、十把一絡げに"ハラスメント"と表現しがちな昨今だが、この音や声にまつわる不快感を一言で表現する言葉が無い(私が知らないだけかも)ところを見ると、感じてるのは一部の人なのだろうか?
やっぱり、人が集まる場所で起きやすいのかもしれない。
ペンのカチカチは一回注意されてやめたなー。これ本当に無意識だから自分が騒音出してるかもって認識するところから始めないとね。RTオフィスでの「音ハラスメント」に悩む人が増えている - NAVER まとめ https://t.co/AN9IDCioOT
— 藤田遼(バブ)@企業の広報プロデューサー (@babexma) April 3, 2018
「音ハラスメント」は、まだ市民権を得た言葉とは言えなさそうだが、そう表現することがふさわしいのかもしれない。
次の話は、私にとっても「あるある」という話だ。
「中高年のキーボード音が嫌で退社する新入社員」にマツコ「そんなやつ辞めちまえ!」
「その中で一番多いのが『キーボードを叩く音』、あるいは『エンター(キー)を叩きつけて押す音』」
「中高年のキーボード音が嫌で退社する新入社員」にマツコ「そんなやつ辞めちまえ!」 #SmartNews
— あい (@leaf_0808) September 14, 2018
まじか。
ミソフォニアのこと広まって欲しいなぁ。
サウンドハラスメントとか名前付けんでいいから、これが病気だって知ってよ。 https://t.co/Of8CUdu1Yq
世の中には、「ミソフォニア(音嫌悪症)」という症状があるらしいですね。他人の出す音が異常なほど嫌らしいです。
— 【リトルメイド達の遊び場】(アカリ) (@Revenging_maid) September 11, 2018
だからと言ってどうなんだ、というわけではありませんけども。
ありませんが、お昼時ですので、皆様もお気を付けください。
ミソフォニアなんて言葉があるなんて知らなかった。
ウィキペディアではミソフォニアを、こう説明している。
ミソフォニアを患っている人は最もよくある場合、唇鳴らし、ズルズルの音立て、咳払い、爪切り、そしゃく、飲用、歯磨き、呼吸、鼻のクンクン鳴らし、会話、くしゃみ、あくび、徒歩、ガムをかむことまたはバブルを破裂すること、笑い、いびき、飲み込み、ゴクゴク、げっぷ、義歯のかちっという音、タイピング、咳、鼻歌、口笛, 歌い、ある子音の音や、反復的な音により、怒りの感情が生じる。。<発汗、筋肉緊張や高心拍数などの「闘争・逃走反応」の症状が出る。
他に、足あるいはその他の体の一部の反復的な動き、そわそわすることや、横目で観た動きのような視覚刺激に影響を受ける人もいる。
ミソフォニアってやつなんだろうなネット調べてたら。音がいつくるかわからんからビクビクしている。神経はりっぱなし。あーしんどい。
— jin-etoh (@EtohJin) September 16, 2018
【 ミソフォニアの話 ① 】ミソフォニアとは、特定の音を聞くと不快に感じ、過敏な否定的感情、身体反応などを引き起こすもの。わたしの場合は高校生くらいの時に、父親がクチャラーになったことが原因だと思う。元々苦手な音は少しあったけれど、それが悪化させることになってしまったようだ。
— 主音 (@tonica_0514) September 7, 2018
【 ミソフォニアの話 ② 】わたしが嫌いなのは...クチャラー、麺類をすする音、袋をガサガサする音、ペンのノック音、音漏れ、赤ちゃんの泣き声、子どもや女性の甲高い声、時計の時を刻む音、咳、鼻をすする音、連続したクシャミの音、など。
— 主音 (@tonica_0514) September 7, 2018
"ミソフォニア"をGoogle Trendsで検索可能な2004年以降で見ると、
ミソフォニアは、最近のことばだとわかる。
昔からあったのかもしれないが、定義されたのが最近で、音を出す側の人は、マナーに問題があるという扱いを受けることが多い。
我慢は強いられるのが当たり前だと思っていると、不満を敢えて口にするとわがままだと言われる。
しかし、我慢はしなくて良いという考え方が広まると、不満の限度が際限なくなる。
我慢しなければいけないことと、我慢しなくても良いことの境目が曖昧になるからだ。
旦那から義母との話し合いのメール
— うさぎ(ADHD主婦) (@PSDCEprrpySqGtk) September 10, 2018
で私への不満
「とにかく、息子を預かったときなど、お礼が言えない。勝手に2部屋を物置部屋にしてるのも許せない。つわりの吐く音を我慢しないで大きい声でおえええ…って言ってるのが不快。心配よりも苛立しい。」
などのご意見があったそうで。
ウィキペディアでは、ミソフォニアの治療法として、こんな方法があげられている。
最も広く適用される治療方法は患者の周りの環境に雑音を加える療法である。増加した雑音により反応を引き起こす音を聴くのが少なくなり、したがって反応も少なくなる人が多い。
目には見えない。伝わらない。
— さ ん そ。 (@San_a_5) March 16, 2018
けれど、心の底から助けを求めてます。
少しでも理解者が増えますように。
そして、少しでも理由が分からず苦しんでいる人の手助けになりますように。#音嫌悪症 #ミソフォニア #拡散希望 pic.twitter.com/leV8sevMmD
音が気になる場合は、音で消す方法としてイヤホンの活用がある。
高校の授業とかでミソフォニアしんどくなったら、ワイヤレスイヤホンとか、教師に見えないようにいくらでも対策していいと思うなぁ。
— * (@reylan___) March 18, 2018
わたしは話す文の間でクチャって音発する先生の時は耳栓して、寝られる時は寝ちゃってた。それが何だかんだ1番シャットアウトできるから。
イヤホンで音楽大音量で聞いてます。音楽の音の切れ目(?)が気になる場合はYouTubeにあるホワイトノイズやらを周りの音をシャットアウト出来る音量まであげてそれで過ごします。
— おさる@ミソフォニア (@misophonia_saru) September 14, 2018
ミソフォニアの症状が出始めた中一の頃は、遮音性の高いイヤホン等も持っておらず家の中で自分を守る手段が無かったので
イヤフォン忘れた日はパニックになるし、もしもの為に何度もイヤフォン買って…ってするから家にはイヤフォンだらけ…。 #ミソフォニア
— Bagelparis (@bagelparis) September 12, 2018
しかし、隠せば良いってものでもなさそうだ。
#ミソフォニア #聴覚過敏
— 鈴木総介=しにたいbot (@GORILLA_1yen) February 26, 2018
嫌な音あるなら耳栓ってよく言うけれど
耳栓とかイヤホンした時の自分の声が篭ってたり唾液を飲み込む音とかが気持ち悪く聞こえて苦手って人私以外にもいると思うんだ…いない?
現代版、"頭隠して尻隠さず"だろうか?
このミソフォニアの場合のイヤホンに似た役割をするものにマスクがある。
マスク依存症が増えてるみたいで。
— りん。~K..M..D..Y〜 (@angelo631105) September 12, 2018
あ!私もマスク依存症なわけで
家にいる時しかマスク外さないわけで、マスクしてないと不安で不安で
マスク外してる時はあまりお話しできなくてマスクしてるとお話しできる。それ、重症😣
食事中。ライブ中は外してる。
今年の夏はあまりにも暑すぎて外してる時も。
ストレスで情緒不安定だった高校時代
— RE:2を待機する ゆらさん (@yura2501666) September 16, 2018
・食べないと持たないからひたすら食べる
・周りから悪口を言われているように感じるので電車ではイヤホン着用
・咀嚼音が怖いので外で食べるときは極力丸呑み
・マスクをしていないと不安
・必ず水を常備していないと不安で挙動不審になる
今は治った。水以外
“マスク依存症”が増加する理由 社交不安障害も 「マスクを着けると安心」は要注意
「以前は、サングラスや帽子などで自分の表情を隠していたが、積極的にマスクを着ける人が増え、さらにコンビニやドラッグストアで簡単に手に入るようになってから、表情を隠す道具として定着した。マスクの場合は『緊張している自分を隠せる』という安心を手軽に得られるので、依存症になりやすい」(渡辺所長)
さらに拍車をかけているのが、「スマートフォンやパソコンの普及で直接顔を合わせなくてもコミュニケーションが取れるようになったこと」だと渡辺所長は言う。
「マスクを着けている理由は人それぞれで、例えば自分の顔にコンプレックスがある場合は外しづらく、着けている方が安心感を得られる場合もある。もちろん、マスクを外し、ありのままの自分を受け入れられるようになることは大切だが、急いでマスクを外そうとするのではなく、まずは自己理解を深めていくことが重要」(武藤所長)
私は、ど近眼なので指摘されるまで気付かなかったが、メガネも顔を隠すのに一役買っているらしい。
隠したいものが増えると、大活躍するのが耳だ。
マスクとメガネとイヤホンしてて、耳にかけるものが多すぎる
— 四条国債 (@knoskb) September 15, 2018
一つ気になることができると、別のことも気になり、それらは複雑に絡みだす。
メガネ掛ける人あるあるだと思うけど
— ぎ氏 (@GILL_xX26) January 18, 2018
マスク取ろうとするとメガネ一緒に取れて
イヤホン一緒に取ろうとするとマスク一緒に取れて
メガネ取ろうとするとイヤホンとマスク一緒に取れるよね
結局、最後は堂々巡りになってしまう。
他人の目を気にするな、とTwitterでよくつぶやく人は、めちゃくちゃ他人の目を気にしているタイプの人と言う説があって、気にしてない人はマジできにしてないから、その発想自体がほとんどない笑
— けんすう👀🚀 (@kensuu) September 17, 2018
とことん悩んで、悩むことは無駄だと知ることが大事なのかもしれない。
悩みに貴賤はないが、現代人は、どうでもいいことに悩みすぎているのかもしれない。
追記
上記のように思っていたが、どうでも良さそうに見えることには理由がありそうだと気付いて書いたのがこのエントリー。