“度”が付くと、反対語がなくなり、「ある」か「ない」、「高い」か「低い」、あるいは「上」か「下」、などで反対側を位置づけるようになる。
日常でよく使ったり、耳にする『好感度』は、典型的なその一つだ。
うーん😔4位か
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) September 28, 2018
話題の「ハヅキルーペ」は何位?CM好感度ランキング発表! #BLOGOS https://t.co/95qx2XnbpJ
「いいね」と思うCMは?
「うーん」と思うCMは?
「何故2位のハズキルーペがタイトルに?」
— みすとらる@ぽんこつ (@Mistral_o) September 29, 2018
そう思ってランキングを眺めて納得した
ワーストの大手携帯キャリア3社は「ベスト」でもトップ
しかし「いいね」側に「ハズキルーペ」の名はない
つまり、あのCMは「圧倒的うーん」なのだ
実質ワースト1位だからタイトルなのだhttps://t.co/kHApeG7CO2
わざわざ引用したが、ハズキルーペをdisりたいわけではない。
実は曖昧な存在である『好感度』だが、与える印象はかなり強い。
白頭山で撮った指ハートがニッポンで話題になり、さらに私の好感度を上げているようだな。
— 金正恩【公式】 (@kimjungil2) September 24, 2018
恥ずかしかったがやって良かったわ。 pic.twitter.com/LU9RbPRzpZ
別に安倍総理の人気が🇰🇷で高いはずがないのは分かりきった事だ。然し、金正恩氏の人気が高いのは、何だか薄ら寒く気持ちが悪い。全く何なんだろうね。
— Apollo11 (@Apollo129653438) July 5, 2018
韓国での金正恩氏の好感度が急上昇、安倍首相の約2倍 https://t.co/bLOetWe1Dg
好感度が問われる代表格が、政治家と芸能人だ。
バナナマン日村と狩野英孝。淫行報道に世間の反応が全く違うのはなぜか?
一連の日村の報道、そして日村を擁護する声を見る限り、結局のところ「これまで築き上げた好感度」の差がかなり大きいことがわかる。
今回の報道、真相はまだはっきりとは解明されていない。だが、筆者を含めて実情を知らない視聴者は、日頃の好感度で物事の善悪を判断しているのでは? と印象づける出来事であった。
日村はたまたま好感度高かったしレギュラーとかいくつも抱えてるからそれほど炎上しなかったけど、これが中途半端な人気やそれほど世間に好かれてる芸能人で無ければ条例とか関係無く叩かれて干されててもおかしくなかったと思う。
— しらたき@xilataqi (@xilataqi) September 23, 2018
世間一般の倫理観なんてそんなもん
好感度を上げる要素は何なのだろうか?
中学生高校生で「元恋人の悪口言わない」をできる人マジで尊敬する
— しもつき (@JK75979800) July 29, 2018
前クラスメートたちと恋バナしてたとき、大体の男子達が謎の上から目線で元カノ評価してった中、一人だけ「可愛くていい子だったよ、何で俺と付き合ってくれてたのか不思議」みたいなこと言ってた子がいて好感度ブチ上がったよ」
好感度は簡単な理由で上がるようだが、下がるのも同様に簡単らしい。
だが、クラスメイトを不登校に追い込んだという発言は波紋を広げており、番組放送後、数日たっても話題にする人は多く、「ユッキーナ好きだけど、この発言には正直ショック受けた」「こういう発言聞くたびに、ファンでいるのイヤになる」「どうしてテレビでこんなバカなことを言っちゃうのか、ファンとしてすごく悲しい」「自分の娘がされたらどう思うの? 同じ母親として許せない」「一気に好きじゃなくなった……ガッカリ」と落胆する人が増えている。
日村さんも木下優樹菜さんも、遠い過去の話で話題になったのだが、私が感じたこの両者の違いには、今現在のキャラクターや日常での口調が関係してるような気がする。
日村さんの場合は、過去の出来事と現在のキャラクターが一致しないが、木下優樹菜さんの場合、過去の出来事と現在のキャラクターが一致するという違いがある。
つまり、『今』が問われるのだ!
テレビ番組で視聴率を得るための“仕掛け”が増えた理由 背景に時間感覚の早まり?
ドラマではかつて、オープニングの主題歌を最低でも1番丸々流していましたが、今やタイトルバックのために10秒しか流さなかったり、バラエティー番組でも、以前はゲスト出演者を1人ずつきちんと紹介していたところを、テロップですぐ済ませたりするなど、「時間の短縮化」の傾向があります。
これらの仕掛けは「あざとい」と揶揄(やゆ)されることもありますが、現代人の時間感覚が早くなっている今、それも時代の産物と言えるでしょう。実際、昔の番組を見ると、そのテンポの遅さにややフラストレーションがたまることもあります。
何かを感じたり、判断したりする時、私を含めて多くの人は、理屈に基づいて反応してると思うことが多い(つまり理由があると思っている)、とっさの感情的な反応でも根底には理屈があると思っているが、時代の変化と共に、無意識の領域に“時間軸”が介入するようになったのかもしれない。
感じ方や判断に、リズムやテンポが関係し、真相や正しさを見極めるというよりも、結びつきやすいものと結びつけてしまいやすくなっているかもしれない。
プレゼンや合コンなど、相手の気持ちを掴まなければいけない場では、最初の30秒で決まると言うのが最近の定説だが、こういう流れになると益々「錯覚や誤解」が起きやすくなるが、それを上手に活用できる能力が世渡りの為には必要になるのだろう。
本当は時間をかけた方が良い事も、時間がかかるという前提であれば、関心も興味も持ってもらえなくなっている。
いや、正確に言うと、この分野も二極化が進んでいる。
時間がかかることを嫌がる人々が増える一方で、行列に並ぶことを厭わない人も大勢いる。
集団心理って奥深いよなぁ。
— Re:n (@All_Seeing__Eye) September 26, 2018
行列のある店、でも飯は別に美味しくない。
行列のない店、でも飯はすごく美味しい。
でも美味しいか美味しくないかは歩いてる人は分からない。
だから、みんな目に見える情報で、勝手に判断して、行列のある店に並ぶ。
並ぶの嫌いとかそういう例外を除いてわ。
立ち飲み屋さん巡りをするといつも学ぶ事があります😊昨日の学びは「百聞は一見にしかず」昨日は行列のお店とガラガラなお店に入りました。私が「好きだな〜」と感じたのはガラガラのお店でした。店主の優しと笑顔が最高でした♪でも結局、次々常連さんで溢れてきて。ガラガラを選んで良かった😊
— ひらジェットるみ(平瀬留美)オカン1.0 (@hirarumi_go) September 23, 2018
ここまで書くと、この調子では、時間をかけないことが正義だと結論付けなければいけないような展開になっているが、私が思っているのはむしろその逆だ。
世の中は確実に、時間をかけないことを良しとする方向を向いているが、それは表舞台の話だ。
ここぞと表舞台で勝負する時は、時間はかけられないと覚悟すべきだ。
しかし、表舞台で勝負する為には、裏で人知れずひっそりと実力を高め、策を練る必要がある。
実力を高めずに、策も持たずに勝負しようとする者が、行列に並んでいる。
私は行列が嫌いだが、好きな人もいるんだろうなと思っていたが、行列に躊躇なく並ぶ人でも、多くの人は並ぶことを嫌がっているのは、いろいろ検索すると分かる。
時間をかけて、実力を高め、策を練らなければ、行列に並ぶ生き方しかできなくなる!
何をどうするのが良いのかは、人それぞれだろうが、何をするにしても林先生の名言が当てはまる。
いつやるの?
『今』でしょう!