違う見方

複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

騙す人も騙される人も不幸な人々

おもしろいツイートがあった。

 

 

これに対してなされたリプライが、

 

 

以下リプライがたくさん続くが印象的なやりとりを抜粋すると、

 

 

 

「心を見せない者」=「良くわからない人物」=「詐欺師」と導き出せそうで、すごく共感できた。

 

おもしろい話だなと思っていたら、それを具体的な事例として説明するような実話が聞こえてきた。

 

ココリコ遠藤 投資詐欺で「中古の二世帯住宅」ほどの金額取られた…

遠藤に話を持ちかけたのは、米ロサンゼルスでのイベントの仕事で出会った男で、都内の人気美容室の名前で地方に展開する新店舗に出資すれば、新店舗のオーナーになれ、売り上げの50パーセントが半永久的に入ってくるというもの。

 

遠藤は3年前に放送されたテレビ番組でも、未公開株詐欺に引っ掛かって数千万円を失ったことを告白。

 

また、今回の番組では、最近も友人に勧められてビットコインに投資して「買った瞬間から暴落」したことも明かしていた。

 

 

 

この話だけを聞けば、現代では多くの人が次のように思うだろう。

 

 

上記の式は更に次のようになりそうだ。

 

「心を見せない者」=「良くわからない人物」=「詐欺師」=「美味しい話を教えるフリをする人」

 

ここまで分解できると、少し詐欺の構造が見えてきそうな気がする。

 

「美味しい話」に気を付けろ、とは誰でも考えるが、世の中には間違いなく「美味しい話」は存在するので悩ましくなる。

 

「美味しい話」を分析するよりも、それをもたらすのが誰かを分析する方が的確な判断ができるかもしれない。

 

詐欺が成立する場合は、役者は二人だ。

 

「騙す人」と「騙される人」。

 

心理学の分野では定番のテーマで、昔から詐欺の処方箋はたくさんあるが多くは学者や研究者や役所(警察や消費者関連)のことばで発されるが、それらの多くは他人事としてだ。

 

そうなるのは医者が患者と向き合うようなものではないからだが、被験者を研究対象としてだけではなく、その悩みも解決してあげたいという目線で「騙す人」と「騙される人」を捉える場合はこのようになる。

 

 

伝わる世間の声によると、「騙す人」は金持ちで、儲けた金で好き勝手なことができる幸せな人と見る向きもあるようだが、「騙す人」も「騙される人」も似た者同士なのだ。

 

昨夜のドラマ相棒17:第13話 人気フリマアプリに隠された謎に特命係が挑むは、フリマアプリで売買をする人の心の奥を描く心理描写が事件の鍵を握っていたが、そこに描かれていたことも騙す騙されるを通じての不幸の連鎖が描かれていたように感じられた。

 

しかし、そんな不幸が描かれたドラマも脚本が巧みであれば、ささやかな幸せを求める健気さが醸し出される。

 

騙す騙されるの世界観は、不幸が織り成す世界観だが、脚本が良ければそうは見えない。

 

知識で武装しても、感情や心理を揺さぶるような仕掛けには弱いかもしれない。

 

 

昨夜「相棒」を見ながら何となく思ったことは、「歴史は繰り返す」だった。