違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

ブルース・リーが教えてくれる『新時代の競争社会の渡り方』!

ブルース・リーは1973年ハリウッド初(たぶん)のカンフー映画『燃えよドラゴン』の中で、今も語り継がれるシンプルな名言を二つ発している。

 

Don't think feel!!(考えるな、感じろ!)

 

fighting without fighting(戦わずして勝つ)

 

 

 

 

この場合のartは芸術というよりは技術の意味が強い。

 

日本では、どちらかというとマニアックなオタク受けしてることばだが、アメリカでは座右の銘にしてる経営者が多いことでも知られている。

 

YouTubeにはかなり古いがインタビュー動画もある。

 

これらを見ると気付くが、ブルース・リーは俳優だから演技が上手いというよりも、プレゼン能力が高い人だと感じられる。

 

youtu.be

 

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ブルース・リーの発した二つのことばの逆はと言うと、「考えながら戦う」となる。

 

普通に考えると最も合理的で賢明に感じられるこの「考えながら戦う」というやり方は、具体的に何をやってるかというと、現代では比較検討が中心だ。

 

 

何を比較検討するかというと、オープンにされてる情報や個別にプレゼンテーションされる情報をだ。

 

比較検討することは、コンペと呼ばれたり、相見積もりと呼ばれたりする。

 

これらのやり方で勝ち抜くことがブルース・リー流の逆となる。

 

比較検討で明らかになるのは、相対的な優劣。

 

相対的に優れた方を選ぶことが加速させた価値観が、生産性に通じる効率や時間短縮やコストダウン。

 

コンペや相見積もりなど相対的評価が向いているのは、インフラを含めた社会基盤の整備などで、整備された基盤の上での人間活動の場では個人個人が持つ個性を活かすという絶対性が問われるようになり、すでにその動きは出ている。

 

考えないのは最悪だとしても、考えるだけではダメで、感じることが問われる。

 

そして、勝つためには、戦わないという戦略や戦術が必要になり始めている。

 

 

仕事も遊びも、人間だって会社や組織だって、関係が自然に始まる場合は、「好き」や「興味がある」から始まる。

 

しかし、大義名分が先にあって始まる関係の場合は「相応しいかどうか」や「得なのか損なのか」で選ぼうとする。

 

 

だって、詐欺や偽物が多いんだもの!

 

 

漢字の話になるから日本のガラパゴスという話かもしれないが、

 

ひとのためを漢字で示すと、『人+為=偽』となる。

 

信じる人を集めると、『信+者=儲』となる。

 

 

良かれと思ってやってることに疑問を持つことはきっと大事!

 

 

まもなく平成も終わり新時代が始まるが、新時代の価値観は果たしてどうなるのだろうか?