時間、お金、ヤル気、この3つが揃わないからモチベーションが上がらないという言い訳がある。
できないことや、やろうとしないことを正当化する場合に必要になるのが言い訳。
言い訳が生まれる状況には、言い訳を言う人と、言い訳を聞かされる相手、そして場合によってはその場に第三者がいることもあるだろうが、一定の当事者が存在する。
つまり、コミュニケーションなのだ。
言い訳は、言いたいことであるとともに、聞きたいことでもある。
そして、時には、「言え」、「聞け」と、強制的でもある。
言い訳が生まれる環境では、不思議なことが起きていることに気付く。
言い訳が生まれる場には、上手く行かなかった何かが起きている。
その、上手く行かなかった理由や説明が言い訳となるが、言い訳の多くは、説得しようとするものであり、納得させようとするものになりがちだ。
純粋に個人的なテストや受験のようなことですら、相手を見つけて言い訳をすることがある。
言い訳というよりも、同情や共感を求めてるように見える場合もある。
こういう時には、言いたいことがたくさんあるような気がするものだ。
言いたいことは山ほどあるし全然納得できないけどめんどくせーから言い返さないだけだよ。言い合う時間が勿体無い
— 峰えむ子 (@dqn___zz09) March 9, 2019
言いたいことがたくさんあると思うことは、誰にでも経験があるだろう。
そして、よくよく考えると、言いたいことがたくさんあるのではなく、自分の気持ちが乱れて回復できてないだけだったと、後から気付く。
自分の目標に向かっていることの多くは、自分一人で完結しないことが多く、そんなつもりがあっても無くても競争相手が存在する。
言いたいことがたくさんあるような言い訳をしたくなる時は、見えてなかった競争相手の姿を感じ、その相手に比べて自分が劣っていたことを実感した戸惑いがあるとともに、そのことは織り込み済みで対処出来てるつもりだったという勘違いに気付かされた瞬間でもある。
しかし、そこまでは分かっても、じゃあどうすれば良かったのか、何が足りなかったのかは、分かるようで簡単には分からない。
それに加えて、それまでに費やした時間やエネルギーを無駄にしたと感じるから言い訳をしたくなるのだ。
このような経験を重ねると、言い訳をしないで済む生き方をしたくなる。
どうすれば良いかは二つしかない。
- 競争相手をしっかりと理解し、油断しない
- 競争相手を作らない
仕事やビジネスでは、1.を意識して行動するが、これは相手も同じ気持ちなので上手く行かせるのは簡単なことではない。
だとすると、残された方法は一つだけで、敵を作らない(少なくとも自分からは)になるが、勝手に自分を敵にする人に挑まれるかもしれないので、そういう場合には、誰とも戦わない、競わない、という方向性を見つけるしかなくなる。
ブルースリーが言う究極の「武」とは、The art of fighting without fighting(戦わない戦いの芸術)。心の平和に気付きブレない不動心を獲得すること。それはWe are all one &one love!http://t.co/Slk84D9a
— ただ真剣に君を守り隊❗救難機🌟ひよどりくん🥚🐣🐥🐦🥚:緊急速報▶▶阿蘇山噴火 (@soojiroo) November 8, 2012
競ったり、戦ったりするのは、比較して優劣をつけようとするから。
そんな気持ちは、完全にゼロにすることは難しくても減らす工夫が大事になる。
競争は負けるとダメージを受けるが、勝った方も疲弊するというデメリットがある。
今日の話はプロローグ。
競争しないという戦い方は、言い訳から生まれるような気がする。
言いたいことがたくさんありそうなので、続編を書いてみたいのでタイトルに(1)と入れておく。
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