朝起きてベッドでラジオを聴いていると、
3月はMarch、
行進曲もMarch、
と言っていた。
共通点でもあるのだろうかと思って調べてみた、と言ってもTwitter検索だが。
こういう作業にはTwitterは本当に便利!
ふむふむ、Marchって名前は軍神マルス(Mars)が由来なんだね~
— 赤ずきんノンノ (@mutehonnonno) March 2, 2019
戦いが多かった古代ローマでは、軍事行動始まりの月だったから3月=マルスの月になったんだって!
他にもMarchには、行進曲っていう意味もあるみたいだよ?お菓子のマーチはこっちの方かもねっ
現代の音楽のジャンルと違い、古典音楽は独特なジャンルに分かれている。
子守唄や小夜曲(セレナーデ)なんていうのもあったな程度は思い出せるが、他にどんなものがあるのだろうか?
狂想曲→カプリチオ
— あまり知られていない雑学 (@maisannkaka) March 16, 2019
協奏曲→コンチェルト
狂詩曲→ラプソディ
幻想曲→ファンタジア
五重奏曲→クインテット
交響曲→シンフォニー
四重奏曲→カルテット
奏鳴曲→ソナタ
鎮魂歌→レクイエム
追奏曲→カノン
夢想曲→トロイメライ
夜想曲→ノクターン
輪舞曲→ロンド
笑曲→スケルツォ
行進曲→マーチ
— あああお (@810_1000_81_YJ) March 16, 2019
哀歌→エレジー
小夜曲→セレナーデ
こうやって見ると、昔の音楽のジャンルの名付けには、文学的な薫りが漂うことが感じられる。
意味はわからなくても、音の響きだけでも伝わるものが多そうだからだろうか小説やドラマや映画のタイトルとも相性が良さそうだし、それ以外にも車の名前やレストランやカフェのメニューの名前とも相性が良さそうだと再認識できる。
音楽業界の古典的用語は文学的なセンスに溢れているが、他にもこんなものがある。
独奏→ソロ
— かげろう (@spacebattlesihp) March 16, 2019
二重奏→デュオ/デュエット
三重奏→トリオ
四重奏→カルテット
五重奏→クインテット
六重奏→セクステット
七重奏→セプテット
八重奏→オクテット
九重奏→ノネット
十重奏→デクテット
十一重奏→ウンデクテット
十二重奏→デュオデクテット
十三重奏→トレデクテット
六十重奏→セクスァゲテット
— かげろう (@spacebattlesihp) March 16, 2019
七十重奏→セプタゲテット
八十重奏→オクトゥアゲテット
九十重奏→ノヴェナゲテット
百重奏→ヘクタテット
千重奏→キリアテット
(諸説あり)
なんだかわからないけど音の響きがカッコイイというのは結構な武器になるなと感じられる。
そう言えば、人間の場合は声は結構な武器だ。
心や体がつかれた時は「良い声の人」の声を聞くといいですよ。
— 優尚 (@friedtalbo) March 10, 2019
・ハリがあって
・落ち着いていて
・やや低めで
・ゆっくりした口調
…がいいって中医学の先生が言ってたよー!!
文京区のかるたイベント。超名門、暁星かるた部の先生の指導受けられで大満足。割と本気の初心者でも、一枚も覚えてないちびっこでも「競技かるた体験」できる工夫がすごい。あと読み手さんがものすごく良い声!一人でずっと読んでくれてる。 pic.twitter.com/hbm4FwaUGS
— yyuba (@yyuba) March 21, 2019
演劇や歌などの芸の世界には、「歌は語るように歌い、セリフは歌うように」ということが語り継がれているらしい。
今回初めて知ったことばだが、そう言えば味のある歌い方をする人は、語るように歌っているなと妙に納得させられた。
語るように歌う歌は、上手いというよりも心に響く味が感じられるのは、何か通じるものがあるからだろう。
少し調べてみると、どうやら2009年に96歳で亡くなられた俳優の森繁久弥さんのことばらしい。
『歌は 語るように歌い、セリフは 歌うように 言うもんだよ、、、』
ベテランのコメディアンが、シリアスな演技を演じるというのは森繁久弥さんから始まったことらしいが、シリアスなセリフを歌うように言うというのは、私たちの日常でも意識すると良いことがありそうな気がする。
歌の世界でセリフというと私にとってはこの曲だ。
2013年に65歳で亡くなられたシンガーソングライターの大瀧詠一さんが作詞作曲した『夢で逢えたら』。
最初にリリースしたのは吉田美奈子さんで1976年。
それ以降、数多くのアーティストにカバーされていたが、2018年にレコード会社やレーベルの枠を超えて、この曲のオリジナルとカバーを全て集めたアルバムが出ている、全部で同じ曲が86曲。
「夢で逢えたら」ばっかり86曲『大瀧詠一作品集Vol.3』全収録楽曲発表
このサイトには、86曲のプロフィールも載っている。
この曲には、なんとも甘酸っぱいセリフが入る。
いまも私 枕かかえて
眠っているの
もしも もしも 逢えたなら
その時は
力いっぱい私を
抱きしめてね
(お願い)
大瀧詠一作品集Vol.3「夢で逢えたら」全86曲を聞き終わった。間奏のセリフを言わない人も結構多いけど、僕はセリフが入ってる方が好きで、セリフの聴き比べもとても楽しい。女優さんやアイドルは、セリフでも自分の個性を最大限に出している感じ。最後の「お願い」を省略してる人も結構いるんだなあ。 pic.twitter.com/Mk3HjagrQ0
— KENNY (@KENNY_1965) March 22, 2018
『歌は語るように歌い、セリフは歌うように』というのは、意識するとおもしろいかもしれない。
おそらく私を含めて多くの人は、日常生活でもビジネスの場でも、この真逆に勤しんでるはずだ。