新元号の『令和』が発表されて1日経過。
初めてのものには馴染みがないから違和感を感じるものだと思っていたが、わたしはすんなり受け入れられた。
その理由は、音の響きにあった。
字面や意味から入ったのではなく、音の響きから入ったので一瞬で気に入ってしまった。
わたしのような人が他にいるかなと探してみた。
こんな時には、Twitterが便利。
そうすると、音の響きが良いと感じる人々が大勢いることがわかった。
そうすると、今度は逆に『令和』にネガティブな反応が世間にどの程度あるのかを探ってみたくなってくる。
ネガティブな反応は、字面や意味の解釈から入る人たちが多く、その解釈も由来とされる万葉集と結びつけるのではなく、政治的に解釈してるものがほとんどだと感じられた。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い!
そんな思いを上手に表現してるツイートがあった。
今回の令和、やっぱり無理やり拡大解釈をして安倍さんのせいにしてる人がいるねー。森羅万象、安倍さんのせいにしてる。それほど安倍さんのこと嫌いなのはいいのだが、負のメンタルがその人自身に悪影響しないか心配になるほどだ。 pic.twitter.com/n0xJGKonyp
— 谷口敬 (@taniguti_kei) April 1, 2019
わたしも安倍さんには好意は感じてない一人だったのだが、今回の『令和』発表に垣間見える安倍さんが憎いが故に令和も憎いと反応する人々を見てると、反面教師としか見えなくなってきそうだ。
ところで、実際の改元は政治的なものだとしても、下々の国民にとっては重要なことは「良い気分転換になるかどうか?」だ。
だから、絶対に『令和』を好きになれた方が得だと思う。
好きになれなかったとしてもあやかりたいという思いを持ってる人もいるだろう。
【速報】明和電機、「令和電機」に改名を発表https://t.co/BGuvhCXaFw
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) April 1, 2019
歴史が好きな人や歴史をよく知る人は、未来を見ないで過去を見る。
磯田 日本史で何度も繰り返されてきたことだが、海の向こうに強い他国が現れると、国家意識が高まる。幕末のペリー来航時には非常に国学が流行した。いま中国の台頭があって、やはり日本ということを強く意識している
— 朝日新聞オピニオン編集部 (@asahi_opinion) April 2, 2019
https://t.co/DaYEGhnBxV #令和
次の話は、普通の人たちが知らないところで元号が時代の気分を表しているということを教えてくれる。
では元号の手話はどう表すか見てみましょう。
— 令和のにしにし (@nagatolove7) April 1, 2019
明治…明治天皇のヒゲ
大正…大正天皇のヒゲ
昭和…当時流行した高い襟
平成…「平らな」の手話
令和の手話は明日発表されるそうです。https://t.co/WmGsved496 pic.twitter.com/KKltcklVrv
早い者勝ち合戦も起きている。
「令和」ドメインめぐり争奪戦 販売サイトにアクセス殺到https://t.co/x1BXAuNKQd pic.twitter.com/ZgeSpJ2V8e
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) April 1, 2019
新元号発表とともに「ドメイン」も「令和」にちなんだものが次々と登録。漢字の「令和」を使ったドメインは「.com」や「.jp」のほか、日本語に対応している多くがすでに登録されているほか、アルファベットの「reiwa」も、主要なドメインはすでに登録されている。https://t.co/uiE5g4zsmJ
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) April 1, 2019
あやかろうとする者の中には詐欺師もいることをお忘れなく!
【改元後もキャッシュカードは使えます!】
— 大阪府警察防犯情報 (@OPP_seian) April 1, 2019
新元号「令和」が発表されました。
最近、他県で元号改元に便乗し、「改元後、キャッシュカードが使えなくなります」などと嘘を言って、キャッシュカードを騙し取る詐欺が発生しています。#改元 #令和 #詐欺 #キャッシュカード pic.twitter.com/yUeEwa0c41
新しい元号『令和』が発表されたことで忘れがちなことが、4月いっぱいは平成だということ。
もし、平成のうちにやっておきたいと思うことがあるならば、あるいは平成最後のという枕詞を求めるならばまだ間に合うがタイムリミットは近づいている。