海の日の恒例番組が『はじめてのおつかい 』だ。
健気に頑張る子供、大人びたませた子供、さまざまな性格の子供がいて、ほのぼのとした泣き笑いの番組としてすっかり定着してるが、録画していた先日の番組を見て、現代ではこの番組もツッコミどころが多いなと改めて感じた。
ここから先はネガティブな話が続くが、『はじめてのおつかい 』を否定したいのではなく、いかに多くの苦労や多数の協力や運の良さに助けられて成り立っているかを実感したので書いてみたい。
先日の放送では、多数のカメラの存在に気付く子供がいた、さすが現代っ子だなと感じたが、この番組の安全は配置される多数のカメラマンやスタッフのおかげで成り立つとともに、町の人々が優しく見守ってくれてることにも依存してるなと感じられた。
私の慌てた様子を見て他の従業員も出てきたので、迷子かもしれないから、と通報を頼み、店内で保護した。
— メァ@在宅ワークママ&ブロガー (@mea_magika_blog) July 15, 2019
長々と書いても仕方ないので結論から言うと、『はじめてのおつかい』でした。
リュックに書いてあった電話番号に警察が連絡したら、親は自宅で待っていたそう。
3歳の女の子が、本当に一人。
『はじめてのおつかい 』は、人気テレビ番組だからこそ成り立つおとぎ話なのだ。
一歩間違うと変な大人に絡まれたりするかもしれない、子供が嫌いなお年寄りなどがその辺をウロウロしてるのが現代なのだから。
ところで、『はじめてのおつかい 』と検索すると、同時検索ワードとして『虐待』が上位に出て来、そこでは正義論が展開されている。
はじめてのおつかいが虐待…
— 松ブー🐷 (@Xh4zjp4zwK4xh7R) July 15, 2019
なんでーーーーーー⁉
小さい子どもにお使いが虐待?
時代なの⁉
昔はね、皆こんなんでお使いしてたよ😊今は、1人でお使いさせたら虐待かも知れないけど昔はね、成長の1つだったんだよね~。達成した子供の顔‼めっちゃ良いでしょ?これが成長なんだよね~😊✨
はじめてのおつかいを観てたら思い出したので貼っておくでよ
— モズメ (@novel1037) July 15, 2019
>「かもと思ったら」がポイントです。「わからないから連絡しない」ではなく「わからないからこそ連絡する」。
児童虐待 はじめての189通報とその後に起こること(湯浅誠)https://t.co/vSwFCA88aC
『はじめてのおつかい 』に出て来る親子のコミュニケーションを見てると虐待とは最も縁遠い関係性を感じるのに、それを虐待と言う人が少なからずいることを知ると、児童相談所に寄せられる情報の見極めがいかに困難かが想像できる。
児童相談所絡みの虐待案件を知るたびに児童相談所に怒りを感じていたが、実際には凄く大変な日常業務をこなしてるのかもしれない。
『はじめてのおつかい 』を、虐待と呼ぶような人がもし周りにいるならば、ゆっくりと付き合いを絶った方が良いかもしれない。
そうしないと気が付いたら感染して同じことを言い始めるかもしれない。