違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

コロナのおかげで起きてるいつもと違うこと!

一斉休校にテレワーク、イベントや外出の自粛が行われると、いつもは人が大勢いるところから人がいなくなるので、映像で見ると寂しい印象がある。

 

このように居場所や移動パターンを変えた人々の行動パターンはどうなっているのだろうか?

 

 

JR東海によりますと、1日から9日までの利用客はイベントの自粛やレジャー施設の休業などの影響で、去年の同じ時期と比べて東海道新幹線が44%、在来線の特急が47%と半減したということです。

新型コロナ直撃で… 東海道新幹線の利用客が半減

 

ドル箱の東海道新幹線がマイナス56%ということは、他も推して知るべしのはずだ。

 

 

道民に外出自粛を呼びかけた2月29日、3月1日の土日2日間、札幌―岩見沢など主要3区間の在来線特急の輸送人員は前年同時期の土日に比べ70%減、札幌―新千歳空港間の快速エアポートは50%減となるなど大幅に減少した。

JR北海道、特急減便 新型コロナで利用減 全国初

 

 

減ってしまう動きは目に付くので気付きやすいが、増えている動きにはどのようなものがあるのだろうか?

 

 

休校…困った給食業者救え ふるさと納税で支援続々 食材を返礼品に 西日本新聞

ふるさとチョイスは4日に特設コーナーを開設した。掲載依頼が殺到し、10日までに42自治体の計65業者を紹介している。

 

室生犀星の『故郷は遠きにありて想うもの』を思い出す。

 

故郷愛や地元愛は、離れてればこその感情だというのは日本人的で、こういう動きがあることにホッとする。

 

 

既に記事は削除されてるが、2月の末にコロナ対策で人混みを避けるためにアウトドアのキャンプが流行してるというものがあった。

 

キャンプ人気はまだ続いているようだが、これは寒いながらも暖冬の恩恵と言えそうだ。

 

 

 

 

記事によると、遊びやレジャーとして来てる人だけでなく、ネット環境があれば場所はどこでも構わないとばかりにテレワークをキャンプ場でしてる人もいるらしい。

 

 

記事は関西ローカルの内容だが、

 

3月のホテルの予約状況が4割減と落ち込む。一方、キャンプ場は「休日を中心に予約でほぼ満杯」(同施設)で土日や連休は半年先まで埋まっている。

 

 

健康な人はアウトドアを楽しみますます健康になり、外出の自粛をしてる人は、病気じゃなくても病気になるというストーリーが脳内で出来上がる。

 

 

そんな中で、少し前まで街の厄介者扱いをされていたUberEatsが人気らしい。

 

その人気を支えているのが、どうやらコロナの煽りで自粛を余儀なくされてるジム業界らしいのだ。

 

ジムで働いていた人(トレーナー)やジムに体を鍛えに行っていた人の双方がUberEatsに流れているようなのだ。

 

 

 

 

 

 

一斉休校やテレワークや外出の自粛で在宅率が上がったことで、配達サービスの需要が増えるのは自然な流れだろうが、そんな動きをすべての人が歓迎してると思ったら大間違いだ。

 

 

「在宅勤務で家にいることが増えて、夫のネットショップでの買い物が増えた。 服やフードデリバリー、無駄遣いしすぎ!」(35歳・主婦)

コロナの影響で在宅勤務で、彼氏/夫へのストレスが…

 

 

『便利』は『無駄遣い』と同義語でもあるのだ。

 

 

コロナウイルスが巻き起こす騒動は、日常を非日常に変えた。

 

そんな中で、強いられる非日常にいかに順応し適応するかには、老いも若きも人それぞれの人生の積み重ねの結果身に付けた知恵や体力に基づいてさまざまあるはずだ。

 

大災害の後生き抜くことがサバイバルだと思っていたが、突然強いられる非日常も十分にサバイバルな出来事だと痛感させられてる人は多いはずだ。

 

多くの人にとって命の危険を感じていないコロナウイルスは、人間の生活をサバイバルにシフトさせている。