違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

コロナ対策もそうだった、日本のガラパゴス!

こんな記事があった。

 

「日本のPCR検査少ない」米専門家が指摘 手本は韓国 3月14日朝日新聞

「適切な検査ができなければ、対処能力が著しく制限される」とも説明。渡航制限や休校といった対策をどの程度実施するかは「ウイルスがどの程度、どこにあるかが分かるかどうかによる」とし、検査の重要性を強調した。

 

これに対して日本では、医療の専門家から検査数を増やすと病院が機能できずに医療崩壊が起こると主張する人たちの声が大きくて強い。

 

 

 

 

日本の検査数が少ないことを正当化する理由として上がる理由には、どうやら本音がオブラートに包まれていることを疑う必要がありそうだ。

 

 

 

 

皆、自分に火の粉が掛かるのが嫌で、トバッチリを避けたいのだ。

 

 

日本の医療の専門家の持ってる価値観が悪いと言いたいのではなく、日本が世界に自慢できるとされている医療保険制度に根本的な原因がありそうな雰囲気が漂っている。

 

病院や医師側も患者の側も、医療保険を介して間接的に向かい合っているためお互いに不信や不満を知らず知らずのうちに溜め込んでしまうのだろうと想像できる。

 

患者の側は金を払うんだからちゃんとやれと思いがちで、医師や病院は大して払わないくせに言いたいこと言うなと思っているであろうことが、コロナのおかげで露呈してるのだ。

 

 

平常時には素晴らしいシステムとして機能するのに、ピンチや緊急時には機能できない、こういうのが日本流のガラパゴスであり、ワンパターン戦略に陥りがちな背景に共通するような気がする。

 

 

似たような、あるいは原因が共通してるのではと思える話を集めてみた。

 

 

 

コロナ以外に目を転じると、クールジャパンの代表とされることが多いアニメは、日本流が世界に通用するからこそ勘違いも起きやすくなるようだ。

 

 

 

 

ガラパゴス化するのは、独自性や特異性があるからで、希少性が希少価値につながることもあるが、一歩間違うと裏目に出てしまう。

 

 

 

 

次の話は、そこそこやる気のある日本人の話だが、そういう人たちですらこんな反応をしてるらしい。

 

 

 

 

『ガラパゴス』、『ガラパゴス』とよく言ったり聞いたりするが、そんな時に言われてる相手はどう見えてるのだろうか?

 

 

 

 

ガラパゴスと称される日本人や日本流のシステムは、きっと奇妙なものに見えてることだけは間違いないだろうが、日本国内では『カワイイって言われたよ』と喜ぶだけな気もしてくる。