違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『消費vs貯蓄』のリベンジ合戦!

コロナの収束を伺わせる国では街や観光地に人が戻ってきてると伝えられている。

 

マスクを付けている人が多いのがコロナ前との違いだが、報道を見ると賑わいだけは戻ったかに見える。

 

一見旺盛に見える回復した人出が起こす消費は、これまでの抑圧された不満を解消するかのように、リベンジ消費と呼ばれている。

 

喜ばしいようだが、リベンジ消費と呼ばれる通りだとすれば、ヤケ食いやヤケ買いに通じる感情が前提としてあるようで、長続きしない一過性に留まる懸念もある。

 

 

「グッチの売り場の列だけで40分待ち」、大型連休に展開された新型コロナのリベンジ消費=韓国

 

 

この記事によると、

 

ブランド品の売り場に人が集まっているのはアウトレット店舗での話らしい。

 

この他に、アウトレットでは家電が伸びてるらしいが、百貨店等では客の伸びは芳しくないらしい。

 

 

中国では、リベンジ消費の動きは強いられていた巣ごもり生活に対する反動のように観光地へ出向く観光客の動きに現れていると感じられ、5月1日からの4日間で1億人が旅行に出たと伝えられている。

 

しかし、中国のリベンジ消費に対する見方にも暗雲は垂れ込めてることを指摘する声はある。

 

 

 

 

 

消費は気分が牽引するものだ。

 

 

 

ハワイ在住でロレックスが大好きな投資家の方が次のようなことを言っていた。

 

 

 

 

ドイツでは6日にメルケル首相がコロナ対策として設けていた各種規制や制限を大幅に緩和すると発表したが、現時点ではリベンジ消費を伺わせるような動きは伝わっていない。

 

日が浅いから当然と言えば当然だが。

 

ドイツ、全店舗の再開決定 欧米でいち早く正常化へ―新型コロナ

 

 

今回のコロナ禍で、消費大好きなアメリカ人が貯蓄に動くかも知れないという指摘も出ている。

 

同様に、ヨーロッパでもリベンジ貯蓄が起きるのではという指摘が出ている。

 

ヨーロッパで貯蓄が注目されるとすればフランスが中心的な役割を果たすと言われてる。

 

あまりイメージはないが、ヨーロッパではフランスは一番貯蓄率が高いのだ。

 

逆に、日本人は貯蓄大好きだと思っていたのに、今や先進国の中では最低レベルなのだ。

 

 

コロナが収束した後には、『消費VS貯蓄』の第二幕の戦いが始まる!