違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

最近のマイブームはスローシャッター!

10日ほど前にOsmoPocket用に買ったNDフィルターの減光効果についてブログに書いた。

 

www.chigau-mikata.club

 

 

わたしが期待を寄せてるのはスローシャッターの世界観で、自己満足度の高まりが予感できるからだ。

 

世間のスローシャッターや流し撮りを楽しんでる方のブログやSNSや記事を見てると、スローシャッターの世界は上手くハマるとフェチの度合いを高めどんどん変態化していくようなのめり込みが感じられる。

 

上手に撮るとか良い評価を得ることを目的にすると続かないのは目に見えているので、追求するのは自己満足のみだ。

 

そんなわたしの持論としては、スローシャッターの魅力は絵画的になるということだ。

 

日本ではボケがブームで、被写体はくっきり映っているが背景もしくは前景がぼんやりとボケることを好む人が多いが、そういう意味ではスローシャッターの魅力はブレが大事になる。

 

一般的には動いてる被写体はそれなりにくっきり映しながら背景はブレて流れることを良しとするが、スローシャッターにのめり込んでる変態諸君にとっては被写体がブレても構わないのだ。

 

つまり、自分が満足できれば成功なのだ。

 

この世界観が気に入ったのだ。

 

他人と比べてコンプレックスなんか感じる必要がないところが良いのだ。

 

しかもOsmoPocketは世間では動画のためのカメラと位置づけられてるので、そのこともスローシャッターの世界への後押しになっている。

 

 

幸か不幸かずっと天候が良くないので時々試し撮りはしていたが満足な晴天がない日々が続いていた。

 

その間少し情報を整理し、スローシャッターの最初の試行錯誤の基準を10分の1秒に設定しようと少し撮っていた。

 

撮影したのは薄日は差すが曇りの夕方に近い午後で32分の1に減光した状態でシャッタースピードは10分の1秒。

 

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※この2枚は上下をトリミング

 

 

10分の1秒のシャッタースピードだとただ歩いてるだけの人でも写真の中で動きが出て、その動きがブレとなる。

 

人よりも動きが早い自転車や特にスピードを出してるわけではない自動車も疾走感であふれてくる(中央の車は救急車)。

 

わたしはただ突っ立ていてシャッターを押してるだけ。

 

スローシャッターの良さの一つは、人を写してもブレて写るのでプライバシーの侵害の心配が大幅に減るはずという点で、このおかげでストレスから解放されるだろう。

 

 

そして今日やっと晴れたので、少し撮ってみたが夏の日差しの元では32分の1に減光しただけでは10分の1秒だと減光の度合いが足りないので、32分の1を2枚重ねで1024分の1に減光すると3分の1秒くらいがちょうど良いかなと感じたのでそれで撮ってみた。

 

せっかくだからアクティブトラックという被写体自動追尾の機能を使ってみた。

 

教会を自動追尾(設定すればOsmoPocketが勝手にやってくれる)しながらと言ってもわたしはただOsmoPocketを手に持ち普通に歩いているだけで撮影が終了したらシャッターを押してるだけ。

 

 

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この教会の写真は撮ってる最中わたしは教会は全く見ずに歩いているだけ。

 

カメラに興味持ってみるかと思って4年経つが、初めて写真がおもしろいと思えるようになり始めている。

 

 

なんの変哲もないただの裏通りを歩きながら撮影。

 

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飛行機の音が聞こえたので見上げると、

 

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離陸したばかりの飛行機がパワー全開で上昇してるところで、これも止まらずに歩きながら撮影。

 

 

この通りから住宅地寄りに入ったところにある保育園のフェンスの隙間から見えるカラフルな遊具を歩きながらただカメラを横に向けて撮ったのが次の写真。

 

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スローシャッターだと絵画的になるというのは当たっているような気がする。

 

興味がない人にはただブレてるだけの写真かもしれないが、このブレにはメルヘンが感じられる。

 

撮ってる最中にはどのように撮れてるか分からないのも良い点かもしれない。

 

この楽しさは当分続きそうな気がする。