違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

自殺と心と体の関係?

日曜の朝にまったりとテレビを見てると飛び込んできた訃報のニュース。

 

自殺らしいと伝えていた。

 

 

今年は芸能人の自殺、それも若い人が目立つように感じる。

 

 

9月27日 竹内結子さん40歳

 

9月14日 芦名星さん36歳

 

7月18日 三浦春馬さん30歳

 

5月23日 木村花さん22歳

 

 

医学的には、自殺の理由として最も多いのは、自律神経の乱れからメンタルが不調になるからと解されるらしい。

 

問題は、メンタルを不調にさせた自律神経の乱れを導いたのは何かということだ。

 

自殺をした方全てに個別の理由があるはずなので、軽々しくまとめるようなことはできないだろうが、その個別の理由のさらに背後に宗教観が関係してるのではということをWHOが指摘していて、少々データとしては古いものだが次のようなものがある。

 

宗教圏別の自殺率

 

グラフの引用は次のサイトから

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO27917660Z00C18A3000000/?page=3

 

 

自律神経の乱れからのメンタル不調が原因であれば、医者に言わせれば自殺をする直前には明らかに言動がおかしくなるので周りにいる人の目にもメンタルの不調は明らかである場合がほとんどらしい。

 

周りにいる人達が何かの異変に気付いていればと自分を責めるかもしれないし、もし気付くことができなかったとすれば、今年に限ってはコロナのせいと言えるかもしれない。

 

冒頭で名を挙げた4名に関しては病気を苦にしてとは考えにくいので、もし苦痛を感じていたとするなら、それは心だったと思える。

 

 

人間だったら誰でも自分に心があることは理解できるだろう。

 

しかし、医学的には心とは定義困難な存在で、一般的にイメージしやすい脳や心臓には心を受け持つような働きはないらしい。

 

そうすると、仮説を立てるしかないのだが、そんな仮説の中でもわたしが一番しっくりくるのは、全ての細胞に心があるという考え方。

 

そんな考え方を、もう少し理詰めに整理したものが次の話かなと感じている。

 

 

クリエイティビティで今後注目すべきは、「脳」ではなく「身体知」

 

 

この記事の中では幸せの感じ方を例に挙げて次のように解説してる。

 

先に喜ぶのは体の方で、フローが終わった後で「体が喜んでいた」ことが脳にフィードバックされて幸せを感じる。

 

 

 

自殺を最終的に選ぶのは脳の判断なのかもしれないが、その手前にある心の問題は体(≒細胞)の問題として顕在化するのではと勝手に想像してしまう。

 

日本には『健全な精神は健全な肉体に宿る』ということばがあるが、昔はバカにしていたこのことばは一周回ってとても深いのかもと思えてくる。

 

心と体をバランスよく疲れさせることで深い睡眠が得られるといわれる。

 

この循環が成り立つことが健康だと考えると、心だけが疲れてる状態を減らすことが大事だと思えてくる。

 

心が疲れてる時ほど運動が必要なのだ。

 

体もバランスよく疲れると、睡眠が体の疲れも心の疲れも回復させてくれるように人間はできているのではと思いたい。

 

 

悩みを抱えて心だけが疲れてる人ほど運動をすると良いかもしれない。