違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

確信犯が合法を装う!

現場のウーバーイーツが問題を起こすたびに問題になるのが、UberEatsの看板を背負って走ってる配達員と運営会社の間の関係性で、最近も次のような話題が上がっていた。

 

 

【独自】「配達員の自転車が追突」ウーバーを提訴…負傷女性が賠償求める 2020/10/23

配達員は個人事業主で雇用関係になく、業務委託契約も結んでいないとした上で「個別の事案には答えられない」としている。

 

 

 

配達や配送の需要と供給は、現代社会ではますます高まるのだろうが、ウーバーイーツが起こす問題は独特だ。

 

UberEatsという看板は背負っていても、現場の配達員同士相互には連帯や共感はきっと薄いはずで、その理由がウーバーイーツの本体と直接の関係が無いからだ、と想像できる。

 

初期の頃には配達された料理がグチャグチャだったという苦情をSNSで見かけることもあったが、最近はあまり聞かないような気がする、最近のUウーバーイーツの配達員がたむろしてるのをマクドナルドの前で見かけることが多いのは、配達に気を使う必要が少なくて済むからかなと勘繰っている。

 

注文者からの苦情は減ってるように感じられるが、代わりに走行マナーを巡っての苦情が増えてる。

 

収入を得さえすれば後はどうでも良いということだろう。

 

 

根っこは共通してるのではと感じる話題を今朝のテレビ朝日系のモーニングショーでも扱っていた。

 

 

モーニングショーでは、ローン地獄に落ちた被害者にフォーカスを当てていて次の記事ほど突っ込んだ内容には踏み込んだいなかった。

 

高級車専門カーシェア会社が破綻で600人がローン地獄 顧客が語る“詐欺的ビジネス”の全容

彼が購入したアルファードの車体価格は800万円。だが、本当の仕入れ値は「300~400万円くらいだったのではないか」という。

 

 

モーニングショーを見た方の意見に次のようなものがあった。

 

 

 

 

ここで問題になってる種類のカーシェアとウーバーイーツの運営に共通してるのが、責任の所在を曖昧にして事業が展開されてることだ。

 

 

ネット上でのやり取りだけで契約が進むことも当たり前になりつつあるが、その契約を担保する信用もネット上にしか存在してないとすれば無いも同然ではないだろうか。

 

車つながりで言うと、最近の豪雨被害で多数出てくるのが水没車。

 

基本的には車としての価値はゼロになるが、部品取りの役目は果たせるかもしれないが、動かない車を運び分解清掃し、置き場所にもその後の処分にも手間もコストもかかるだけだが、そんな水没車を高価買取を謳う話は多い。

 

この話は、水没車のオーナーにとっては、お金のやり取りと名義の抹消さえきちんと履行されるならば良い話だが、問題はそんな水没車のその後だ。

 

水没車と同じ扱いとしては事故車もある。

 

 

上記のカーシェアには、このような車も含まれていてもなんの不思議もない。

 

 

世の中には、責任の所在も曖昧なまま、信用すら本当はどこにあるか分からないのに金ピカな輝きを装った情報がある。

 

 

情報を担保するのは何なのか?

 

 

それが、あなたのチャレンジ精神だけというものが増えている。

 

欲を満たすためにはチャレンジは必要だが、そんなチャレンジ精神は今やカモの要件になっている。

 

 

少し前まで、確信犯は自らを挑戦者と名乗っていたような気がするが、最近では確信犯は挑戦者を狙っているように感じられる!