違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

令和の神風!

好きか嫌いかは別にして4年に1回開催されるのがオリンピックで、嫌いな人であってもオリンピックの開催については抵抗したってしょうがないというのがコロナ前の常識だっただろう。

 

そんな常識がまかり通っていた頃の主役は参加する選手だった(ように見えていた)が、実はそうではなかったことが明らかになった。

 

コロナはオリンピックが極めて政治的で、国や民間企業は儲かるために開催を望むが、個人レベルでは過半数を越える人々が開催を望まないイベントに成り下がってしまった。

 

国としての日本も、国民としての日本人も、肝心なことは伝えない文化やメンタリティを持つという特徴を持っていることも再確認させられている。

 

そして、肝心なことを黙っているだけでなく、場合によっては黙っているだけでなくさらに嘘をつくこともあることも明らかになっている。

 

 

【独自】「7月末までに高齢者ワクチン接種完了は無理」全国の地方自治体の6割回答 菅首相の指示で混乱〈dot.〉

「厚労省調査に対し、『7月中には終わらない』と回答した市町村にはローラー作戦で電話をかけまくり、カネ(財源措置)というニンジンにぶら下げながら、『7月中に接種が終わるような接種計画だけでも作ってくれ』、そして7月中は無理という回答だけでも『撤回・修正してくれ』という上意下達の指示を出しています。都道府県の副知事や市町村の幹部に直談判しようと、出向している官僚をリストアップ。官邸の意向がダイレクトに伝わるよう訴えています」

 

 

嘘といえばこんな話もある。

 

 

 

 

ワクチンの摂取率が低い理由はワクチンが入荷してないからだと多くの日本人が思っていただろうが、

 

 

 

 

憶測の上に憶測を重ねてもしょうがないが、これだけいろんなことが重なって起きると神様の意思が感じられる。

 

 

本当はかなりのワクチンが入荷してるのにそれを活用できないという噂もあり、その理由として大きく二つ取り沙汰されている。

 

  1. ディープフリーザーなどの必要設備が全く普及してない
  2. 入荷したワクチンの保存に失敗して使えなくなってしまった

 

 

さて、日本ではピンチになると神風を期待する人が多い。

 

良く言えば、諦めない気持ちを支えるのだが、悪く言えば、往生際が見苦しかったり、事態の認識がまるでできないことにつながる。

 

 

科学者になった元日本兵がいま、後悔していること。「神風なんて吹かないと…」 元気象庁気象研究所室長で理学博士の増田善信さん(97)。太平洋戦争中は海軍少尉として「天気予報」の任務に携わっていた歴史の生き証人が語る「科学と戦争」と、現代への警鐘とは。

「そのときは飛行長に呼び出されて『なけなしの油を使っていくんだから、まともな天気予報を出せ』と叱られたんです。私はデータを全部揃えて、『積乱雲なんてありっこない』と説明した。そうしたら飛行長が『もういいんだよ』と言われたんです。ああ、そこで気がついた。帰ってきたかったという人もいたのだと。あんな説明、しなければよかったと、いまでも後悔していますよ。本当に恥ずかしいことをしたと……」

 

 

「戦争のあいだは、すべてが不合理だったわけです。そして、科学もそれに動員されていたんです。その反省の上に立った建議を土台に、学術会議はつくられたのだと知って、驚きました」

 

 

 

令和になって、なお一層伝統的な日本的な考え方や行動が通用しなくなってきた。

 

 

今吹き荒れてる逆風のような風を逆神風と言ってる人たちがいるが、わたしにはこれこそが本当の神風なのではと思える。

 

 

東京オリンピックをキッカケに、昭和の神風意識をすべて吹き飛ばそうとする令和の神風が吹き荒れているようだ。

 

 

2020東京オリンピックの開催が決まった頃、こんな未来を予想できた人がいただろうか、仮にいたとしてもなんのリアリティもなかったはず。

 

今起きてることのすべては予定調和を完全崩壊させている。

 

 

コロナはただの風邪だという説もあるが、むしろ令和の神風なのかもしれない。

 

 

令和の神風は、どんな最後を準備してるのだろうか?