3日前に出たロイターの記事によると、北米のコロナ感染者はピークに比べれば3分の1になったとは言えまだまだ多い。
米国では1日平均76,368人の新規感染者が報告されている。ピークだった1月8日の31%になる。
パンデミック(世界的大流行)開始以降、同国では感染者46,853,888人、死者762,007人が報告されている。
そんなアメリカでも11月8日からはワクチン接種を完了している外国籍者の入国を許可するようになった。
さて、人の流れはどのくらい回復するのだろうか?
日本よりもリモートワークの相性が良さそうに感じられるせいもあるだろうが、オフィスへの人の流れはさっぱりらしい。
コロナのロックダウン以前と以降のオフィスビルへの人の流れの推移(左)
— 今村咲 (@saki_imamura) 2021年11月6日
現時点でもオフィスに戻っている人がとても少ない
2020年3月から2021年10月までのダウンタウンへの通勤者数の変化(右)
殆どの都市部で70、80%以上減少
思ったよりすごいhttps://t.co/FgnSsR08zC pic.twitter.com/MEKQePU569
コロナ禍では、個人単位、家族単位、その他人間関係の小さな単位での様々な工夫やルールが出来上がったことだろう。
大阪観光その2新世界✨
— はやとん@自由を目指して (@rock_book_fh) 2021年11月4日
なんぼ程串カツ屋があるんやと😊
コロナ禍で2度付け禁止ルールがさらに強くなったのか、ソースは浸すタイプでは無く、かけるタイプに変わっている😇
伝統も大事だけど時代や情勢を考え変化させる柔軟さ大事ですね😊
工夫にはネガティブなものや迷惑なものもある。
【判別難しく】レジ袋有料化とコロナ禍、万引きGメン悩ますhttps://t.co/I15Yhgjo1s
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2021年11月7日
エコバッグの持ち込みやマスクの着用は、以前は注意対象とされていたが、現在は不審者の見極め方が複雑化。技術指導なども変化したそう。 pic.twitter.com/hb60HpYOK8
価値を認めづらい服装やマナーや移動の経費や交際や付き合いは、もはや復活しないかもしれない。
【リサーチ】コロナ禍で就活にかかる費用に大きな変化https://t.co/svIHPIvwvF
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2021年11月5日
例年は全費用の半分近くを交通費が占めていたが、コロナ禍を境に大きく減少。一方、オンライン面接のために「通信環境や設備にかなり費用をかけた」という声も学生からあがっているという。 pic.twitter.com/hmGHWq00Nd
意識に与えた変化としてはこんなものもあった。
コロナ禍が起こした良い変化のひとつですねえ。塩野義の広告。/ドラッグストアで買える薬の広告が「風邪でも休めない人に」から「風邪なら家でちゃんと休もう」に変わって素晴らしい https://t.co/j5zdEtEyJF pic.twitter.com/qdnzDAfpLo
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2021年11月3日
従来型も健在っぽいが、
風邪でも休めない人のために、というのはエスエス製薬でしたね。 pic.twitter.com/KACfAV2fii
— 西村正記(避難用) (@Masaki_Nis_Sap2) 2021年11月3日
さまざまなところで変化が起き、中には変化とは言えないような変化だったり、変化だったと気付くまでにまだまだ時間差が生じるようなものもあるだろう。
しかし、後で気付いても遅いということもありそうだ。
<この記事のポイント>
◆顔や表情を学ぶ赤ちゃんの脳 マスクで顔が見えないことへの懸念
◆相手の気持ちを考える4歳~10歳の脳 マスクがコミュニケーションの壁に
◆顔を見せあえる近しい大人が積極的に表情を見せよう
この懸念に対して次のようなリプがあった。
街中でマスク外してると、赤ちゃんからはガン見されます。そしてその赤ちゃんはお母さんのマスクをひっぺがしますw
— vega (@vega_a_Lyra) 2021年11月6日
赤ちゃんは、不自然なものにすぐ気付く目利きで、表現できないだけでとても賢い。
わたしの右足は強烈な外反母趾で親指の付け根が出っぱっているのだが、姪がハイハイをし始めた頃、わたしの足元でピタッと止まりじーっとわたしの足を見てるのだ、そして恐る恐る手を伸ばし指で外反母趾の部分をツンツンとしたのだ。
1歳に満たない赤ちゃんの目にも外反母趾の出っ張りは奇妙なものに映ったのだろう。
きっとマスクに違和感を感じても不思議ではない、それは本能に近いはず。
日本では急速にコロナ禍に対する意識は過去のものになりつつあるが、未来に向けて影響を与える変化も起きていることを忘れてはいけない。