日曜朝の情報番組で箱根駅伝を取り上げているのを見て、随分古い話をしてるなと感じた、たった一週間前の話なのに。
その番組にとっては、新年初の放送なので年明けからの出来事は重要なネタだから箱根駅伝に触れるのは当然なのに新鮮さはまるでなかった。
そこで思ったのが、諺の人の噂も七十五日は現在ではどこまで当てはまるのだろうかということだった。
七十五日より短くなってることは容易に想像がつくが、ネットで取り上げられるとデジタルタトゥーとなり一生消えることはないなどとも言われ『忘れられる権利』が話題になることとのギャップに興味が湧いた。
今から七十五日前というと2021年10月の中旬頃。
ザックリと10月にどんな話題があったかを調べてみた。
10月1日に宮内庁が26日に眞子さまと小室圭さんが結婚すると発表。
小室圭さんの検索の推移はどのように変化してるだろうかとGoogleTrendsを過去90日で見ると、情報が操作されてる感があった。
では眞子さまで検索すると、
26日をピークに前後5日間ほどの話題だったことが感じられる。
10月のもう一つの大きな話題は衆院選で、17日に公示され31日が投票開票という日程だった。
記憶は薄らいでいても記憶は確実だと思っていたが、調べてるうちに勘違いしてることに気付いた。
衆院選では下馬評にも関わらず自民党が勝利した。
わたしの中では衆院選で勝利した結果、総理大臣が岸田さんになったというイメージを持っていたが、自民党が衆院選の前に総裁選を行いその結果生まれていたのが岸田総理で9月29日の出来事。
人の噂も七十五日は、七十五日も経てば忘れられるという意味で使われるが、それに加えて七十五日も経てば記憶の勘違いも起きるし、その勘違いですらどうでもいいことに思えてくるのだ。
少なくともわたしの脳内では、正しい記憶よりも、勘違いしてる記憶の方が多いのかもしれない。
歴史の勉強をするように少し前のことを思い出すことには、思わぬ発見があるかもしれない。