違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

純喫茶の減少とメタバース

ビジネスで売上や利益を意識すると最終的には客単価と客数(≒回転数)の問題に行き着く。

 

BtoBのビジネスでも同じ理屈は当てはまるはず。

 

コロナ禍と呼ぶようになって、客数が激減または客の動向が全く読めないという影響を強く受けてる業界や業種がある。

 

 

 

コロナ前の業績がどうだったかはともかく、中には辞めるタイミングをコロナを理由にしてるケースも少なくないと感じている。

 

 

「喫茶店」の廃業、2021年は過去最多の100件 1/23(日)

コロナ禍で喫茶店の経営環境は厳しさを増す一方だ。コロナ関連の支援効果が薄まると廃業の前に倒産の増加が先に顕在化してくる事態も危惧される。

 

 

気まぐれなエンドユーザーを相手に小規模に展開する商売は、余程の常連客に手厚く愛されてない限り、気まぐれのしっぺ返しをいつ強く受けるかは分からない。

 

 

 

 

倒産や廃業の原因にはさまざまあるが経営の乱脈さに起因するものを除くと、客の流れという動きを上手に掴めなくなることに行き着くだろう。

 

お金の問題として語られるが、広い意味でモチベーションの問題になる。

 

客の流れは、客の希望や趣味嗜好性を含めての行動思考パターンによって作られる。

 

 

なんだかSDGsだ。

 

地球温暖化が水の循環を変化させることで自然環境や生態系に変化を及ぼす。

 

水が巡ってこなくなることで絶滅する種が出たり、生息域がガラッと変化したり。

 

いつもと同じように満々と水を湛えた海なのに、いつもと同じようには魚が獲れなくなると、昔だったら魚の獲り過ぎが定番だったが、最近だと生息域の変化を疑わざるを得なくなっている。

 

 

生息域が変化すると、生態系ではそれまでとは違ったことが起きるのは自然なことで、自然界の理屈では起きることは全て必然となる。

 

 

 

 

同じことが人間に起きてないはずがない。

 

都市部での過密化や地方の過疎化が真に意味することはきっと思ってるよりも奥が深いはず。

 

人間の場合は他の生物や種と違い、生息域の変化とは居住地の変化とは限らない。

 

ネットを含めた仮想化した場も生息域として成立しててなんの不思議もない。

 

個人的には魅力が今ひとつのメタバースは、大化けする可能性を秘めていると、こうやって書きながら改めて思わざるを得ない。

 

 

純喫茶が減少してるという話から水平思考したつもりだが、まさかメタバースに行き着くなんて思ってなかった。