ロシアのウクライナ侵攻を回避するためにフランスのマクロン大統領がロシアに赴きプーチン大統領と会談したのが2月7日。
フランス側はロシアが求めたPCR検査をマクロン大統領のDNAの採取に利用される懸念があったために拒否。
そのため、両大統領の会談風景は異様に距離を取ったものになった。
検索すれば写真は出てくる。
この件で興味深いのは、会談終了後フランスでは、会談の内容というよりも、プーチン氏の変貌ぶりが話題になっているらしい、ということ。
次のツイートにリンクされてる記事は購読者以外読めないが、ツイートは連続しているので内容は想像することができる。
実はこれに関連し、1か月ほど前に出たフィオナ・ヒル(元NSC欧州ロシア上級部長)のインタビューが密かに話題になっていました。
— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) 2022年2月11日
プーチンはコロナ禍の2年間ほとんど人に会わず(面会希望者は2週間の事前隔離が必要)、人間的にも変わり、体調不良の可能性もあると。https://t.co/baiY58fw3d
コロナを過度に恐れる人のことをコロナ脳と呼んだりするが、最近になって研究論文誌の『Nature』がコロナは収束したからといって安心はできないと発表した。
次のツイートも連続してるので内容は想像できる。
・パンデミック後の脳心血管疾患患者の増加の可能性に各国政府は準備しておく必要がある。
— influenzer (@influenzer3) 2022年2月11日
Long-term cardiovascular outcomes of COVID-19https://t.co/7ZTqummvAS
コロナに罹った人に大きな影響を与えただけでなく、コロナ対策として人間活動や行動が変化したによっても大きな影響が出ている。
大きな影響は経済的な側面で捉えられることが多いが、健康に関しての時限爆弾のスイッチも押されたとの指摘は多い。
変化した生活面での活動や行動の変化は、健康格差をさらに拡大し、生活習慣病が心配だった人への負の影響をさらに加速させている。
あるいはコロナ感染から回復した人の健康懸念の潜在化という、得体の知れないお化けを恐れるような話は静かに増えている。
2016年のアメリカ大統領選では、トランプ候補の対立候補であったヒラリー・クリントン氏の健康不安を伝える映像や写真が多数流されていた。
これらのほとんどはフェイクニュースであったことが明らかになってるが、当時わたしも騙されていたことを覚えてる。
健康不安は、当人にとっても重要な課題だが、取り巻きや利害関係者にも重要課題になる。
コロナ前から死亡説や健康不安説が尽きない北朝鮮の金正恩総書記を巡っても話題は尽きない。
コロナ後の世界では、健康に関する情報はなお一層一喜一憂の度合いを増すはず。
自分が健康であることを実感できてる人は、とても幸せだと自信を持って良いはずだ。