違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

広告宣伝費は保険料!

なるほどと頷けるツイートがあった。

 

 

ちなみに、知床遊覧船の件でビッグモーターの名前が出たのは次のツイートがきっかけ。

 

 

 

今のようにSNSが発達し個人が情報発信できるようになる以前は、情報発信はマスコミしか出来なかった。

 

マスコミは、発信するコンテンツが商品だと思われがちだが、コンテンツそのものを作ることは実際には儲けというよりもむしろコストであることがほとんどで、儲けの要は広告宣伝費。

 

その広告宣伝費を負担する企業の目的は、商品やサービスの告知であり企業としての知名度アップであったり、場合によっては節税などと世間では思われがちだ。

 

しかし、真の目的は不祥事や不都合が起きた際に、報道に手心を加えてもらうための保険として機能していて、広告宣伝費は実質的には保険料になってると考えるとしっくりくる。

 

そういう目で過去の不祥事を振り返って見ると、同様のことをしたのに報道の扱いが違うという場合があったなと思い出す。

 

そういう時の違いは、経営者の謝罪の仕方の是非として扱われることが多いが、支払っている広告宣伝費の推移とリンクしていたのではないかと想像できるし、厳しく報道するメディアとそうでもないメディアに分かれる場合が少なくないのは、広告宣伝費の配分に不満なメディアほど攻撃的な報道をしてたし、今でもしてるのだろうと考えると納得しやすい。

 

 

テレビやメディアで広告宣伝費をたくさん払ってそうな企業は、少し胡散臭い目で見るくらいでちょうど良いかもしれない。

 

まだ発覚してないだけで、とんでもない爆弾を抱えているかもしれない。