なるほどと頷けるツイートがあった。
FMだけではなくAMラジオやテレビCMでもビッグモーターを聞かない日はないです。
— ウィキ@ليلى (@wamtst) 2022年4月28日
あれは広告主になることでその局の報道番組で批判されるのを防ぐリスク管理なのかもしれません。
現に知床遊覧船の報道でもネット以外でコンサルタントの株式会社武蔵野や小山昇について言及するものは一切ありません。
ちなみに、知床遊覧船の件でビッグモーターの名前が出たのは次のツイートがきっかけ。
知床遊覧船遭難事故の裏に運営会社のコンサルとしての小山昇の存在が明らかになって、小山昇がコンサル務めたビッグモーターの仕事っぷり改めて見ると乾いた笑いしか出てこない。 https://t.co/xobQ4FUYUM
— 3pin🇺🇦💉×3 甲甲甲乙乙 (@vol3pin) 2022年4月26日
今のようにSNSが発達し個人が情報発信できるようになる以前は、情報発信はマスコミしか出来なかった。
マスコミは、発信するコンテンツが商品だと思われがちだが、コンテンツそのものを作ることは実際には儲けというよりもむしろコストであることがほとんどで、儲けの要は広告宣伝費。
その広告宣伝費を負担する企業の目的は、商品やサービスの告知であり企業としての知名度アップであったり、場合によっては節税などと世間では思われがちだ。
しかし、真の目的は不祥事や不都合が起きた際に、報道に手心を加えてもらうための保険として機能していて、広告宣伝費は実質的には保険料になってると考えるとしっくりくる。
そういう目で過去の不祥事を振り返って見ると、同様のことをしたのに報道の扱いが違うという場合があったなと思い出す。
そういう時の違いは、経営者の謝罪の仕方の是非として扱われることが多いが、支払っている広告宣伝費の推移とリンクしていたのではないかと想像できるし、厳しく報道するメディアとそうでもないメディアに分かれる場合が少なくないのは、広告宣伝費の配分に不満なメディアほど攻撃的な報道をしてたし、今でもしてるのだろうと考えると納得しやすい。
テレビやメディアで広告宣伝費をたくさん払ってそうな企業は、少し胡散臭い目で見るくらいでちょうど良いかもしれない。
まだ発覚してないだけで、とんでもない爆弾を抱えているかもしれない。