違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

日本のZ世代は老害

Z世代の正体なのかそれともあくまでも例外なのか、そんなことを感じさせる事件が多い。

 

その前に少しおさらい。

 

Z世代という呼び方が世に出たのは21世紀に入ってから。

 

現在10代半ば〜30歳位にかけての世代は世界共通でZ世代と呼ばれている。

 

Z世代が注目を集める理由は、2020年時点で世界人口の約3分の1を占めているためで、今後、社会や経済に対して大きな影響を与えていくことが予測されるという、主としてマーケティング的な位置付けからで、要はお客様としてどういう属性なのかからだ。

 

マーケティング的にはZ世代をどのように捉えているかというと、

 

1.デジタルネイティブ

・幼少時代からパソコンやスマホを使い、ソーシャルメディアでのコミュニケーションが日常的 

・TVや新聞、雑誌などよりも、WebメディアやSNSで情報収集する機会が多い

 

2.個性を重視する 

・ブランドや新しいものよりも、自身の価値観や自分らしさ、ユニークさが選択基準

 

3.多様性を尊重する 

・環境問題や差別問題、LGBTQなど、社会問題を学ぶ機会が多く、関心が高い傾向がある

 

4.体験価値やエシカルな消費を重視 

・購入したモノからどのような体験ができるのかや、タイムパフォーマンスを重視する

・環境や人、社会に配慮した消費(エシカル消費)を好む傾向がある

 

5.現実主義

・不安定な社会状況が続く要因から、安定や現実を重視する着実志向

 

このように取り上げられるZ世代だが、最大の特徴はデジタルネイティブで、他の特徴はデジタルネイティブだからこそと言えないこともなさそう。

 

これらを踏まえて果たしてZ世代とは?という話をしてみたい。

なおZ世代の特徴は世界共通とする論調が多いが、今日の話は日本のZ世代と言った方が良いかもしれない。

もちろん大前提として、当のZ世代の人はZ世代と一括りにされることに違和感を感じてるだろうし、実際にもそのはず。

以下の話は、そこを踏まえた上で読み解いてほしい。

冒頭の書き出しを象徴するのが、

 

「52歳の教官が狙いだった。隣にいた隊員は自分と52歳の教官の間にいて妨げになっていたので撃った」と供述

 

ムカつく奴を殺したいと思った事がない人は、世代を問わずいないはず。

やるとやらないの境目は何なのか?

一連の闇バイトに応募し、全く知らない相手と徒党を組んで無計画な強盗をしてるのも主要メンバーはZ世代。

自衛隊の殺人事件では、少なくとも52歳の教官には明確に殺意を持っていたのに対し、他の二人は巻き添えに近そう、そのことは18歳の犯人の心中ではどのように情報処理されたのだろうか?

闇バイトの強盗実行犯のZ世代だって襲った相手には恨みがないどころか過去に面識すら無かった場合がほとんどという点は共通点と捉えて良いのか?

次の話もZ世代だけの話ではないのかもしれないが。

「蛙化現象」「かわちぃ」Z世代の流行語ランキングが発表も「Z世代だけど言わない」SNSではツッコミが

1位「蛙化現象」

 2位「かわちぃ」

3位「うちゅくしぃ/うちゅくちぃ」

4位「トヨナガタクト」

5位「ちゅき」

6位「~ニキ・~ネキ」

7位「お前今日何したんだよ」

8位「スシローを救いたい」

9位「えぐい/えぐいてぇ」

10位「ちょえ」

 

 

他にこんなのもある、記事の体を装った広告なのだが、Z世代がターゲットなのだろう。

“コスパ最強”、本場アメリカ定番サイズ「500ml缶」が日本初上陸! 『モンスターエナジー』が日本で最も愛されている理由とは?

今回の500ml缶の登場は「日本での大容量ニーズに応えるため」だという。特に10代から20代のいわゆる「Z世代」は、コスパ良く楽しめる大容量サイズを求める傾向があり、若者に親しまれる『モンスターエナジー』として、そのニーズに応えた形となる。500mlで250円(税別)という価格は、まさにコスパ最強と言っても過言ではないだろう。

エナジー系ドリンクにはカフェイン中毒など賛否両論があるが、Z世代はそんなこと気にしないのかもしれない。

 

実際に行動を起こすのはZ世代の中でも落ちこぼれでありかつ情弱なのだろうが、気になるのはデジタルネイティブなのにという点だ。

デジタルネイティブなのにと書いたが、もしかしたらデジタルネイティブだからなのかもしれない。

デジタルネイティブとしての情報の取捨選択の基準はどこにあるのだろうか?

重要なアンテナやセンサーが欠落してるか壊れているのかもしれない。

デジタルネイティブだからというのは、限りなく『スマホが全て』かもしれない。

スマホで入手した情報やSNSで出会った情報が全てで、身近な誰かが反応することにしか反応しない(できない)のかもしれない。

そしてそれ以外のことには反応できないか、無関心か、ブチ切れるか。

日本のZ世代はデジタルネイティブというよりもスマホオンリーの情弱だと思った方が良いのかもしれない。

自ら学ばないので教える必要があるのだが、教えられることは何よりも嫌なのだ。

まるで老害と呼ばれる年寄りそのものに思えてくる。

老人だから老害なわけではないように、Z世代だってピンキリなのは当然。

しかし、日本で目立つZ世代は老害の特徴そのものだとすると、心あるZ世代ほどZ世代と呼ばれることが苦痛なはずだ。