10年一昔というが、IT絡みの事はシームレスに生活に入り込むのでその変化を時系列では認識してないことが多い。
10年前というと2013年。
3月の出来事として、
東京メトロの全線および都営地下鉄の一部を除く全線で、携帯電話のメールやインターネット接続が使用可能となる、
総務省が次世代高速無線LAN技術「IEEE 802.11ac」を制度化、
などがあり、今じゃ当たり前のどこでもインターネットはこの頃から本格的に整備されたことが分かる。
個人的には2013年といえばノートPCのバッテリーの持続時間に革命が起きたと認識している。
Windowsしか使ったことがなかったが、バッテリーの持続時間がカタログ通りだと評判だったMacBook airを購入し、本当にほぼそれに近かったことに感動したことを覚えている。
この変化はWindows機でも同様だった。
2011年の東日本大震災以降、事務所や自宅以外のサードプレイスで仕事や作業をするというスタイルがノマドと呼ばれ認知されるようになっていたが、バッテリーの持続時間が大きく伸びたことでより一層ノマドスタイルは浸透した。
9月になってSoftbankやauに大きく遅れてdocomoもやっとiPhoneを取り扱うようになった。
11月、携帯電話の電話番号が逼迫し始め070が割り当てられる、090に加えて080の割り当てが追加されたのは2002年だった。
モバイルという概念が定着したのはスマホのおかげだけではなく、10年前に裏方的存在の充実が進んだから。
スマホ依存とよく言われるが、よく考えると依存してるのは通信なのだ。