先日、コロナ禍で売れ筋で人気があるのに生産や輸送がままならないために品薄だったような商品が、供給態勢がコロナ明けで整うと、もはや売れずに過剰在庫になってるような気がするというブログを書いた。
自分が知ってる狭い世界をベースにした何となくという話だったが、同じような指摘があった。
ほぼ同じ内容の二つの見出し。
コロナ禍収束で「キャンプブーム」終了? テントや寝袋「ブックオフ大量陳列」写真が波紋
ブックオフでほぼ新品のキャンプ用品がタダ同然で投げ売りされてる→メディアで流行ったときには2~3年後を見ている狩人がいる
わたしが過剰在庫と捉えた現象はきっと同時に中古品市場を賑わせる結果にもなっていたのは何の不思議もない。
コロナ禍で一斉に舵が切られた方向は三密回避。
今さらながら三密って何だったかなと思ったので検索したら、
①密閉
②密集
③密接
だった。
キャンプブームやアウトドアブームとは三密回避ブームでもあったのだろう。
中古品市場にコロナ禍で買った三密回避のためのグッズの数々が出てくるということは、ブームで手を出したがそのグッズを使った生活は楽しさが定着するには至らなかったということだろう。
三密を避ける趣味や生活とは、何でも自分がしなければいけないということでもあるから、そこがハードルになる人には苦痛なはず。
個人的には三密回避は大歓迎だった。
仲が良いわけでもない大人数の集まりが消滅したからだ。
しかし、それが苦痛でしょうがなかった人も少なくなかったはず。
今にして思うとコロナ禍自体が恐れるべき疫病というよりも一種のオカルトブームのようなものだった気すらしてくる。
ワクチンの開発でコロナが駆逐されたというよりもブームが去ったというかみんなが飽きたところで終了しての現在なのかなと思えてくる。