違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

バレンタインデーは静かで穏やか

明日はバレンタインデー。

 

Wikipediaを見ると、日本で流行り始めたのは1958年からで、日本社会に定着したのは1970年代の後半と書いてある。

 

本来の意味や由来とは別にお菓子メーカーが仕掛けたイベントとして定着したというのが真相だろうが、イベント性が高くなればなるほど、バレンタインデーにまつわるストーリーにも多様性が広まった。

 

愛の告白、日頃の感謝、友情の証などの相手が存在する理由から、自分へのご褒美などと多様性は広がってるが、いずれにしてもポジティブな感情表現に基づいている。

 

 

GoogleTrendsで検索可能な2004年以降の推移を見ると、

 

 

 

 

この推移にどんな意味があるかはともかく、バレンタインデーに苦い思いを持つ人はいても、社会の迷惑になるような出来事と結びつく思いはしない。

 

では、イベントとしてクリスマスとハロウィンも加えて比較してみると、

 

 

 

 

少なくとも検索数のレベルではクリスマスが圧倒的で、最近定着した印象のハロウィンですらバレンタインデーをかなり上回っている。

 

クリスマスやハロウィンは相手を選ばない、誰でもどんな組み合わせでも成立するイベントだからなのかもしれない。

 

その分だけバカ騒ぎやストレス発散とも結びつきやすそうだ。

 

それに対して、バレンタインデーだからバカ騒ぎやストレス発散というのはまるで似合わない。

 

幸か不幸か悪しきイメージだった義理チョコも廃れる方向で世の中は動いているようだし。

 

 

このように見てくるとバレンタインデーはずいぶん静かで穏やかなイベントだと思えてくる。