地球を中心に宇宙が回っている(動いてる)と言うのが天動説。
天動説が信じられてる時代に地動説を唱えたガリレオは裁判にかけられ地動説を放棄させられた後に言ったとされるのが『それでも地球は回る』。
良いことや楽しいことも多いが、そうでないことも多い。
それらは情報として発信され伝わってくる。
真実かそうではないかは重要ではない。
重要なのは、その情報に一喜一憂するのが人間という生き物だという点。
人間にとって大事なのは、それらの情報がどのようなストーリーで伝えられるかだ。
情報に一喜一憂してるようだが、実際にはその情報に付いて回るストーリーに一喜一憂するのだ。
お化けや幽霊が怖いのは、それに付いて回るストーリーを怖がっているということなのだが、怖さの度合いはそのストーリーを信じる度合いや共感の度合いの強さに比例する。
ガリレオの話に戻ると、地球が宇宙の中心でないと困る当時の宗教家や支配者が、日頃自分が唱えていることと違う話をされたために怒ったというのが真相なだけだ。
現在地球上に存在する核兵器は地球を〇〇個吹き飛ばすだけの数があるなどという話も聞くが、多分全部が同時に爆発しても『それでも地球は回る』ような気がする。
どうせ地球は回り続けるんだと達観すると阿波踊りを思い出す。
踊る阿呆に見る阿呆、どうせ阿呆なら踊らなにゃ損損