昔から指導に関して言われてることがある。
良い選手が良い指導者になるとは限らない。
勉強のできる人が良い先生になるとは限らない。
どちらも意味は同じで、自分に関してしか当てはまらない理論や理屈しか持ってないのだ。
もちろん教えるのが下手にしか見えない場合が多いだろうし、性格が悪いと見える場合も少なくないだろうが、強いていうなら自分にできることをできないという他人の状況に対する理解が欠落しているからで悪気や悪意はないのだ。
昨日から『人間のタイプ』について考えている。
多くの人にとっては『自分のタイプ』だけが重要だが、指導者(上司なども含む)になると自分が受け持つ人のタイプを見分け理解する必要があるが、人間にタイプがあるとはそもそも思ってない指導者も多いはず。
自分(=指導者)に当てはまる理論や理屈が当てはまらない人に対して、違うタイプの人だという理解ができないので、単に物覚えが悪い、要領が悪い、運動神経が悪いと判断するのだ。
もちろん教えられてる側や部下からは偏った指導者や上司と思われるのでお互い様だが、ある意味不幸の連鎖だ。
どんな分野にも優秀な指導者がいる、そういう人は経験を通じて独自の理論を体系づけることができる、努力によって身に付けた術というよりも、独自のセンサーやアンテナを持ってればこそだろう。
良い指導者の役割は本が担うこともできる。
この本を読んで強く思う。
改めて新体操の山﨑浩子です😊
— 山﨑浩子Hiroko Yamasaki (@hiroko_y7EVEN) 2022年7月6日
筋トレより軸トレ!
「運動のトリセツ」(日経BP)
7月14日発売✨
からだの動かし方には4タイプあり、タイプごとの正しい運動方法を解説しました
運動はあまりしてない方、スポーツを極めたい方、指導者にも読んでいただきたい一冊
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