違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『男』から『女子』へのシフト!

男であるか、女であるか、立場の違いや、年齢差などを意識しながら対応や発言を変えることは、処世術として誰もがある程度使っているだろう。

 

そして、仕事であれ、プライベートであれ、会話は噛み合ってるのに、その後の行動や結果が結びつかないことがあるということは、多くの人が経験あるはずだ。

 

 

最初から嘘を付くつもりの場合は別として、大して興味がないのに興味があるように喋ったり、良く知りもしないのにさも知ってるかのように喋ることがある。

 

どこかで聞いたような、誰かが言っていたようなことを自分の言葉として話すことがある。

 

こういう場合、処世術として"空気を読んだり"、"相手に合わせたり"という気持ちが働いてる事が多い。

 

では、現代の空気はどのようなものなのだろうか?

 

 

 

 

買い物する際に社会的消費(環境・倫理的消費)に関連する用語を見聞きした場合、買いたいと影響される人は全体で45%。どの年代においても女性の方が男性より社会的消費に関心が高く、購買意欲を刺激されることがわかった(図表1、図表2)

 

社会的消費(環境・倫理的消費)に関連する用語として7の用語を例示した中では、「オーガニック」が最も関心が高く、次いで「エコ」「ハンドメイド」「フェアトレード」の順となっている(図表3)

 

社会的消費(環境・倫理的消費)に関連する用語で、男性では「エコ」、女性では「オーガニック」への関心が最も高くなっている(図表4)

 

「オーガニック」は30歳代で男女ともに関心が高く、「エコ」は特に男性50歳代以上で関心が高い。「サステナブル/サステナビリティ」「エシカル」はどちらも、男性の方が女性より関心が高い傾向がある(図表5)

 

性別や年代で影響されるキーワードに差あり 全国 1万人の社会的消費に関する意識調査

 

 

 

調査の結果からは、男女ともそれなりに意識が高い様子が感じられる。

 

「エコ」や「サスティナブル(持続可能性)」や「エシカル(倫理的)」を意識する傾向が高い男性と、「オーガニック」を重視する女性は、会話が一致しても何の不思議もない。

 

『意識』は、似ているし、時代や社会情勢を反映してるように感じられる。

 

では、そんな意識に基づいて行動した結果はどうなるだろうか?

 

 

男性では全年代で「肥満」が増え、「やせ」がおおむね減る一方、女性では全体的に「肥満」が減り、「やせ」が増えている。

 

 

中高年女性では「肥満」が減り「やせ」が増えているため、スタイル維持に励む「美魔女」の存在が、男性では20歳代のみ「やせ」が増えているため、「美容男子」の存在が窺える。

 

太りゆく男性とやせゆく女性-データで見る消費者の健康・美容志向の背景

 

 

 

意識レベルに大きな差はない男性と女性は、普通に会話が成立するだろうが、その後の行動は違っているようだ。

 

会話が一致した男性と女性は、その後のお互いの体型の変化を目の当たりにした時に、男性はともかく、女性の側は「あの時の会話は何だったんだろう」と思うはずだ。

 

男性は、嘘をついたのだろうか?

 

 

私は男だが、つくづく男の言うことが当てにならない時代になったと感じる。

 

あくまでも"マス"として捉えた場合の話だが。

 

 

 

こんな話がある、面白い話なので、ゴソッと引用する。

 

マキタスポーツ「おばさんを『うるせえな』と思う前に男はこれを思い出せ」 2018/6/26

世間を注意深く見ると、しきりに声をあげているのはおばさんである。特に2人以上になると凄い。あそこのお菓子が不味くなったとか、誰それが素敵だとか、誰それの顔が長くなったとか……そして合間に「きゃー!!」とか「ピャー!!」も入る。我が家と同じではないか。

 

老人ホームに慰問に行った時のこと。当時全くの無名だった私を声を上げて歓待してくれたのはおばあさん達だ。よくわからないであろうネタに笑っていたのもおばあさん達である。最後はペタペタと体も触ってもらい、気づけば手にキャラメルも握らされていた。

 

一方、おじいさん達は遠くから注意深く様子を見ているか、「なんだこやつは?」と今にも怒り出しそうな雰囲気だったのであり、更に言えば、それをグッと堪えていた。社会性か。

 

同じ場所に数度慰問に行ったのだけれど、季節を跨ぐと顔ぶれが変わってしまうのも老人ホームという所である。あの時警戒心バリバリで見ていたおじいさんの姿は無く、逆に、ニコニコ、ペタペタ、ピャーピャーと声を上げていたおばあさん達に会えたりすると、「なるほど……」と妙に腑に落ちてしまうのだ。

 

女性に見習うことが多そうだと、まとめようかと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。

 

女性は女性で、問題を抱えてるらしいことがわかった。

 

急増!?オス化する女性の恐ろしい生活習慣パターン

 

いつの頃からか、大人の女性に対しても女子という言葉を使いだした。

 

おっさん女子の特徴!女子力ゼロ!周りにドン引きされる行動8つ!

 

おっさん女子と呼ばれてる間は、愛嬌がある存在として通用してるようにも見えるが、女性自体が微妙な存在になってることがわかる。

 

Google Trendsで"おっさん女子"、"おやじ女子"、を比較すると、

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「おやじ女子」が「おっさん女子」にシフトしたように感じられる。

 

社会に出て、処世術としておやじ化やおっさん化を選択した女性のメンタリティは、男なのだろうか、それとも女なのだろうか?

 

年令に関係なく、女性を"女子"と呼ぶことが広まったのは、ネットを検索すると2005年の週刊新潮の3月17日号でコラムニストの山田美保子さんが、女性同士の集まりを「女子会」と書いたことがルーツとされるらしい。

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https://nikkan-spa.jp/3080

 

「女子会」を加えてGoogle Trendsで検索すると、

 

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「女子会」の女子と、「おっさん女子」の女子は、果たして同じ人種だろうか?

 

こんな話がある、著者の深澤真紀さんは「女子」を語る第一人者と言われているらしい。

 

「紅一点女子」と「おやじ女子」  社会を生き抜くために「女」嫌いになってしまう女たち 2009年1月23日

「おやじ女子」は、「私はおやじだからね」などと言って、「すぐ泣くのは女の悪い癖だよ」とか、「制度があるとはいえ産休を堂々と取ったら、迷惑だよ」などと、「おやじ目線」で言います。

 

 

「おやじ女子」や「おっさん女子」は、男社会に適応するための処世術かもしれないが、その結果、男以上に女性に対して厳しい目線を向けてると言われている。

 

 

ネット上をいろいろ検索してると、「おやじ女子」や「おっさん女子」は「女子会」があまり好きではないと出てくる。

 

そりゃ、そうだろうなと納得できる。

 

一方、上記に出てきた「美容男子」と言われるようなタイプの男性は、女子会を嫌がらないだろうし、女子の側も違和感なく受け入れるだろう。

 

 

 

「女子会」は桁が大きすぎるので外して、「女の敵は女」を加えてみると、

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「おっさん女子」や「おやじ女子」というキーワードの認知と、「女の敵は女」がリンクしてるようにも感じられる。

 

「おっさん女子」も「おやじ女子」も、メンタリティ的には男性社会に適応したという意味では、男の括りに分類されるだろう。

 

今、世の中に新しい価値観を作る力があるのは、おっさんではない「女子会」的な勢力だという気がする。

 

好きなものを好きと言ったり、欲しいものを欲しいと素直に言えるのは、間違いなく「女子力」の為せるもので、同じ条件の時、男(おっさん女子やおやじ女子を含む)は、分析をまず行い、エビデンスを求めようとする。

 

決して間違っているとは思えないが、それじゃあダメなんだろうな感はある。

 

 

長いこと社会で優位を占めた男的な価値観の終わりが始まっている。

 

 

 

 

「やりたいこと」VS「好きなこと」

昨日のエントリーで、「自分の会社の商品が好きじゃない」人々がいるという話を話題にした。

 

おそらく、これに関連してるであろう定説として、

 

『好きなことを仕事にしてはいけない』というのがある。

 

その理由として挙げられる代表的なものが、

 

・仕事にすると、「好きなこと」が嫌いになる

 

・「好きなこと」は儲からない

 

・「好きなこと」を仕事にできている人は少ない

 

 

となることが多いようだ。

 

 

その結果、行き着く先が、「自分の会社の商品が好きじゃない」となるのは自然の摂理だと思える。

 

普通に考えたら、好きなこと=やりたいこと、になるのは当然だが、社会人生活の中では、決して当たり前ではない、特に日本では。

 

意味があるかどうかわからないなと思いながら、「やりたいこと」をGoogle Trendsで検索してみた。

 

デフォルト表示は、直近1年で出る。

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コンスタントに高いレベルを保っているように見える。

 

では、検索可能な2004年以降だとどうなるか、

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なんだか意味ありげな上昇曲線を描いているような気がする。

 

関連のトピックとキーワードを見ると、

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生きることに直面してる気もするが、芸人の竹山さんが出てるところが少し気になるので調べてみると、

 

 

  • カンニング竹山が今やりたいことをリサーチ、それを元に山崎弘也アンタッチャブル)と河本準一次長課長)が竹山をイジリ倒す番組。
  • シーズン2のテーマは、「竹山エンディングノート」を完成させる事。
  • シーズン3のテーマは、「竹山の芸人以外の転職探しをサポート」する事。前シリーズまでと違い半年間のみの放送(全6回)になった。
  • シーズン4のテーマは、「お笑い免許」を取得する事。
  • シーズン5のテーマは、「ブートキャンプ」最終難関まで到達する事。
  • シーズン6のテーマは、「金八先生のような理想の教師」になる事。
  • シーズン7のテーマは、「政治家」になる為、党首討論や街頭演説など政治家になるために奮闘。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/竹山のやりたい100のこと

 

 

お笑いのおふざけ番組ではあるが、生き方がテーマになってる気がする。(私は、この番組を見たことがない)

 

 

〜〜余談〜〜

 

ちなみに、「好きなこと」を加えて比較すると、

 

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となり、意味不明になる。

 

「好きなこと」の大きな山は、2016年の8月で、桐谷美玲のドラマ「好きな人がいること」に反応してのものだと分かった。

 

直近1年で見ると、

 

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「好きなこと」と「やりたいこと」は、「好きなこと」のほうが関心の度合いは高いが反応の仕方は似てるような気がする。

 

「好きなこと」の5月の山は、桐谷美玲が結婚を発表したことを受けてのものだった。

 

 

〜〜余談終わり〜〜

 

 

「やりたいこと」と検索すると、

 

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と出てくる。

 

 

 

「好きなこと」を仕事にしてはいけないという定説が、人々の心から「やりたいこと」が何なのかを、わからなくさせてしまってるような気がする

 

「好きなこと」を仕事にしてはいけないと言われてきた人々は、やがて同じことを若者に言い出す。

 

そして最近では「やりたいことを持て」に、シフトしているようだ。

 

3年以内に辞める若手がハマる「やりたいこと」のワナ  2018/5/29

Webを検索すれば、「やりたいこと」を会社の中で実現した社会人が取り上げられている。特に求人メディアでは顕著だ。若手にも大きな裁量権が与えられるベンチャーで活躍する若手を見るうちに、「キラキラとやりたいことをやって働く自分」というイメージばかりが大きくなっていくのだという。

 

「好きなこと」をするなと言われてきた人々が、「やりたいこと」を持てと言われてるのが今の日本だと感じる。

 

「やりたいこと」について考えていたら、言葉はブーメランだと改めて気付いた。

アフィリエイトっておもしろいかも!

先日、「副業さてどうする?」というエントリーを書いた。

 

世間では副業が話題になるが、本業への意識はどうなのだろうか?

 

実は、永遠のテーマとも言える問題がある。

 

その問題とは、こう問われる。

 

あなたは、自分の会社の商品が好きですか?

 

 

 

この問いは、

 

 

自分の会社の商品が好きじゃない!

 

 

ということを暗黙の前提としてるところがある。

 

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自社商品が好きな人は、副業なんか考えないかもしれない。

 

自社商品が好きな人は、それだけで幸せかもしれない。

 

おもしろい話があったので引用。

 

自社製品・商品を買わない人に、あなたはどう指導しますか?

「どうして自社製品・商品を

買わないのか。使わないのか。

社外の方から苦情が入ってる。

社外の人から見てもおかしいし、

会社の営業目的や愛社精神の

観点からもおかしいし、与える

影響は小さくないと思うが」

と言うと、

「自分がもらった給料で何を

買おうが自分の勝手だ」という

答えが返ってきました。

 

 

(中略)

 

「それならどうして、あなたは

そうするの」と問うと、最後まで

「自分の好きな物を買いたい

から。この会社の製品・商品は

欲しくないから」との考えを

通す人は、

辞めていかれました。

 

 

これで争訟にはなった例は

ありません。

 

 

 

最後の、「これで訴訟になった例はありません」というのが多くを物語っている。

 

主張してる持論は正論だけど、そのことに後ろめたさも感じてるのだ。

 

割り切ってるようで割り切れてないことも多いければ、割り切れてないようで割り切ってることもある。

 

 

だって人間なんだもん!

 

 

こうやって考えていくと、今までと少し違う考えが芽生えてきた。

 

好きな商品や興味ある商品だけを選んで関わることができれば、素晴らしいのではないかという考え方だ。

 

 

これから、新しく何か始めるんだったら何が良いだろうか?

 

何が良いかは、なかなかイメージできないが、必要な(私にとって)条件だったらいくつか浮かんだ。

 

取扱商品としては嫌だが、「保険」のような商品。

 

私も随分以前(バブル景気の頃)に保険を取り扱ったことがある。

 

その時、メーカーから転職してきた10歳位年上の方が、「保険」は楽だよと言っていたのを思い出した。

 

その理由として上げていたのが、

 

 

・仕入れコストが発生しない。

 

・在庫リスクがない。

 

・腐ったりしない。

 

・陳腐化リスクがない(少ない)。

 

・納期がない。

 

 

 

形がない商品には、それなりの苦労が付きまとうのだが、売ることだけに集中できるというのが、形があるものを売ってきた人には魅力的に映っていたようだ。

 

そうすると、全く興味を持ってなかったアフィリエイトだが、ぼんやりと、アフィリエイトってこれらの要素がすべて満たされてる上に、

 

ノルマがない!

 

これは精神衛生上とても良いことだ。

 

ところで、世間ではアフィリエイトはあまり良く言われてない。

 

アフィカスが食えなくなる日は近いと思う論拠を語るよ

 

アフィカスとは、「アフィリエイトをする人はカスだ」という意味で、上記エントリーには数々の事例や問題点が書いてあるが、それは謳い文句にウソやフェイクや詐欺が見受けられるからだ。

 

これって、自分の会社の商品が好きじゃない人が、ノルマに追われてコンプライアンスギリギリのラインで仕事してるのと同じじゃないだろうか?

 

 

起業したい人は全員アフィリエイトをやるべき 2018/6/21 シャイニング丸の内日報

長くなりましたが、アフィリエイトを通じて自分の適正と事業家、経営者、起業家として必要な経験をノーリスクで経験することが出来ます。アフィリエイト最高です。

 

アフィリエイトやれ!というと俺は事業がしたい!アフィリエイトじゃない!なんて言われるかもしれませんがアフィリエイトくらいで成功出来ない人間がほざけっていう感想です。

 

 

"シャイニング丸の内"さんのオススメは、

 

 まず絶対に登録すべき2つをご紹介します。バリューコマースとa8.netです。

バリューコマース登録ページ

A8.net登録ページ 

私が実際に利用しているビズリーチの広告はバリューコマース経由で他の転職エージェントやサイトについてはa8.netが多いですね。この2つへは確実に登録しましょう。

 

 

 

どうせ何かやるならば、自分にウソをつかないことをやれることが一番良いというのは、誰にとっても同じだろう。

 

そんな都合の良いものが、結構身近にあったというのが新鮮だ。

 

もっとも、楽して儲かるとは違うから、あくまでも副業で。

Google Trendsから見た2018年の6月

6月26日の午前中までの時点でGoogle Trendsで200万+の検索数を獲得した話題が4つある。

 

発生時系列順に表示すると、最初は大阪北部地震。

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これは、6月19日の時点でキャプチャーしてたもので、現在は表示が変わってる。

 

生活への影響があるのでキーワードが多岐に渡るようで、現在は分散化され表示されてるようだ。

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地震発生は、6月18日のAM7:58とされるが、Google Trendsにはなぜか17日から表示されている。

 

次に大きな話題になったのが、地震の翌日のサッカーのワールドカップで、下馬評を大きく覆した。

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第2戦も大きな話題になった。

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次に話題になったのがこの2つで、ともに6月21日だ。

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夏至がなぜ話題になるのか不思議だった。

 

直近7日間で調べてみると、

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検索のトピックやキーワードを見ると、

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季節の話題として以上のネタががあったわけではなさそう。

 

季節の話題と言う意味では、"冬至"、"春分"、"秋分"も話題になるのだろうかと直近1年で調べてみると、

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この1年では、冬至のほうが話題になっていたことが分かる。

 

では過去5年で見ると、

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やっぱり、冬至のほうが話題になることが分かる。

 

2016年の3月20日〜26日の春分のピークが気になり、いろいろ検索したが、特にネタがあったようには感じられなかった。

 

日本人が季節の話題が好きだと再認識できた。

 

なお、念の為夏至と冬至を検索可能な2004年以降で比較すると、

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2011年の6月の夏至の検索数が多い。

 

これは、東日本大震災(と言うより原発の影響で)の影響での計画停電や節電を強いられていた首都圏の人々が冷房需要が増える夏の到来を恐れていたことを意味するような気がする。

 

 

 

 

最後に取り上げるのが、木南晴夏さんだが、私は名前だけではわからなかった、写真を見たら、見たことがある女優さんだと分かった。

 

俳優の玉木宏さんとの結婚が話題になっていたのだ。

 

私にとっては、玉木宏さんのほうが知名度が上に感じられるが、世間の反応はどうなのだろうか?

 

直近1年で比較すると、

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結婚の話題が大き過ぎるようで良くわからないので、今年の1月1日から6月10日で比較すると、

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知名度的には二人は似た者同士と言ったところだろうか、検索のトピックやキーワードを見るとお互いの出演するドラマで検索されてることが分かる。

 

6月28日にワールドカップの対ポーランド戦が行われる。

 

私がGoogle Trendsをチェックし始めて最も大きな検索数が200万+なのだが、早くこれを超える表示を見てみたい。

 

ポーランド戦の結果次第では、その可能性があるかもしれない。

ワールドカップに感じる、にわかファン!

今回のサッカーワールドカップは、直前に監督交代などのドタバタもあり、始まる前は冷めた目で見られていた。

 

だから、こんな見出しの記事が珍しくなかった。

 

サッカーW杯っていつやるの? 日本が「驚くほど盛り上がらない」理由 2018/06/12

 

 

Google Trendsで直近90日で見てみると、

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実際に直前まで盛り上がってないことが分かる。

 

念の為、"サッカー"を加えて比較すると、

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やっぱり、ワールドカップは直前になるまで盛り上がってなかったようだ。

 

 

しかし、初戦は夜9時試合開始ということもあり、視聴率は凄いことになった。

 

日本戦、瞬間最高視聴率55.4%=平均は48.7%-サッカーW杯 時事ドットコム 2018/06/20

 

 

第2戦は、放送が日曜の深夜だったにも関わらず、

 

セネガル戦視聴率30.9%=瞬間最高は37.1%-サッカーW杯 時事ドットコム 2018/06/25

 

なぜワールドカップは盛り上がるのだろうか?

 

今年だけではなく、毎回だ。

 

取り上げられるテーマとしては、

 

にわかファンはなぜ増える?

 

答えとして上がるものもほぼ毎回同じ。

 

・家族や友人の影響

 

・盛り上がれれば何でも良い(騒ぎたい、ストレス発散)

 

オリンピックと同じく開催は4年に1度で、国を背負って戦う。

 

プロ野球や高校野球をはじめ日本のスポーツには、地域を代表するという意味での地元愛に根ざしてることが人気の原因だと感じるものがある。

 

日常生活の中では、身近な人がライバルだったり、競争相手だったり、敵だったりすることが珍しくない現代では、スポーツ観戦は、数少ない大勢の人が気持ちを一つにできそうなイベントなのだ。

 

地元愛が、愛国心に少し拡大するのがオリンピックでありワールドカップだとすると、求めてるのは気持ちの一体感かもしれない。

 

共感の時代とよく言われるが、心から共感することがどのくらいあるだろうか?

 

オリンピックやワールドカップで、応援をしているうちに気持ちが一つになることには、何の利害も絡まない。

 

今の時代は、自分のことだけ考えることが多く、利害が絡まないことで心の底から他人と喜びを分かち合うようなことが少なくなっている。

 

にわかファンが増えるワールドカップだが、純粋なサッカーファンとは求めてるものが違う。

 

だから、純粋なサッカーファンには、こう見える。

 

明石家さんまが日本代表だけを応援する「にわかサッカーファン」に苦言 「日本代表が世界と戦うのが好きなんやろ?サッカーは好きじゃないのよね」 2014年6月19日

それを受けて道重は「日本人として日本を応援したいです」と頑固にコメントすると、さんまは「おまえも敗戦国日本を背負ってるねえ。日本が世界と戦うのが好きなんだ」と感想を述べた。それに対し、道重は「感動しますね」とあくまで日本チームファンとして一言を添えた。

しかし、ファン歴が長いことが偉いわけではなければ、応援の仕方にも多様性があっても構わないと言う考え方もある。 

 

"にわか"という言葉は反感を買いやすそうな言葉だと分かるが、それは純粋なファンの目には喜ぶ(=はしゃぐ、騒ぐ)ポイントがズレてるように見えるからみたいだが、純粋なファンは、ゲーム展開を見て一喜一憂するのに対し、にわかファンは、その他大勢のファンの反応に一喜一憂してることが多そうだ。

 

にわかファンは、観戦のリテラシーが身に付いてないので、一生懸命その場に溶け込もうとする。

 

 

にわかファンが求めているのは、『一体感』だ。

ペンは剣よりも強し?

ペンは剣よりも強し

 

このありふれた言葉には、奥の深いダジャレのような真相が含まれているらしいという噂がある。

 

 

A「ペンは剣よりも強し、と言うが、ではなぜペンは銃刀法違反にならないのか」

 

 B「それはね、ペンによって法律が書かれるからだよ」

 

 

 

 

というか、ペンは剣よりも強しのペンって、死刑執行にサインするためのペンであってですね……

 

引用はこのサイトから https://togetter.com/li/460098

 

 

『「ペンは剣よりも強し」ということわざがあります。これは真実です。過激派は本とペンを恐れます。教育の力が彼らを恐れさせます。彼らは女性を恐れています。女性の声の力が彼らを恐れさせるのです。』

 

と言った。(もちろんこれは一部だけ)

 

 

これに対し、作家の村上春樹さんは、

 

僕は普段は、基本的にむしろ「ペンがあまり強くなりすぎないように」ということを意識して文章を書いています。僕の書く文章ができるだけ人を傷つけることがないようにと思って、言葉を選ぶようにしています。でもそれはとてもむずかしいことで、何を書いてもそれによって傷ついたり、腹を立てたりする人が、多かれ少なかれ出てきます。これはある程度しょうがないんです。でも、それにもかかわらず、できる限り、人を傷つけない文章を書くことを心がけなくてはならない。これは文章を書く人間にとっての大事なモラルなのです。

ペンは剣より強い方がいいんでしょうか? - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト2015/02/11)

 

https://www.huffingtonpost.jp/2015/02/10/haruki-murakami-talks-about-pen-or-sword_n_6658074.html

 

 

と、その気がなくても『ペンは剣よりも強し』となるので、そのことには気をつけろと言っている。

 

かつてペンは、権力者であり、メディアであって、この両者は対立関係にあると同時にお互いに特権を持っていた。

 

それは、言葉の力を最大限に活かせる立場だったからだ。

 

そしてインターネットの普及で、知名度の有り無しは別にして、誰もがメディアになり発言できる時代になった。

 

発言という門戸は、誰にでも開かれたが、だれもが発言力を発揮できるわけではない。

 

影響力のある人とない人に別れる。

 

影響力のある人の発言内容に共感を感じるようになると、自分の代弁者であるように感じることもあるだろう。

 

そして、この逆に、発言力を持つ人は、代弁者として自分が何が望まれてるかを感じる気持ちが芽生えるかもしれない。

 

こうなると、発言力を行使することは"サービス産業化"することになる。

 

 

自分の気持や感情に基づいて行動する時は、ライバルや敵がはっきり見える。

 

しかし、他人の気持ちに応えようと行動する時は、その行動がどんなライバルや敵を生み出しているかに無関心になるかもしれない。

 

 

昨日起きた事件だが、当初は物騒だが珍しくない事件だと思っていた。

 

「血だらけの人」騒然 福岡の繁華街で男性刺殺 小学校跡地、「人を刺した」男出頭

 

 

今朝起きると、

 

福岡スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」(旧大名小跡)で殺人事件、被害者の41歳男性は人気ブロガーHagex氏の可能性

 

Hagex氏の名前は知っている程度だったが、1年くらい前に図書館で著書を借りたことがある。

 

2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)

2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)

 

 

本の内容には特別に感銘を受けたわけではないが、本を読んだからだろうか、身近な存在に感じるようになったので、この事件の報道は凄く気になっていた。

 

その後時間の経過とともに次々と情報が増え、

 

「ネット上で恨んでいた」 福岡のIT講師刺殺容疑者

「ネット上で恨んでいた。腹と首を刺したのは間違いない」と供述しているという。

 

犯人のプロフィールや事件の経緯はネット上に溢れてるし、これからより詳しいことが分かるだろう。

 

私が興味をもつのは、『ペンは剣よりも強し』の観点で見ると、これはペンの敗北なのだろうかという点だ。

 

村上春樹さんの言葉を借りるならば、『ペンが強くなり過ぎた』結果だろうか?

 

Hagexさんのブログ を見ると分かるが、10年以上に渡って、月に200〜300のエントリーを発表し続けている。

 

自分が言いたいことや興味があることと言うよりも、代弁者として期待に応えようと書き続けていたような気がする。

 

だから、敵の存在を軽く見ていたのかもしれない。

 

逆恨みされる弁護士というのは、定番の事件ネタであることを考えると、『ペンは剣よりも強し』は、一人一人がそれぞれじっくり考えるテーマだろう。

 

喫煙者とブラック企業で働く社員はよく似ている!

自民党の穴見陽一議員のヤジが、嫌煙派の怒りを増幅させたことは記憶に新しい。

 

同僚の自民党議員も呆れてるようだが、自身がガンの経験者でもある三原じゅん子氏以外は公には発言してないようだ。

 

肺がん患者に心ないヤジ…穴見議員こそいい加減にしろ! 三原じゅん子氏「絶対にあってはならない」

「法案審議の為にお願いして来て頂いた参考人に野次を飛ばすとは、常識的に考えられない。絶対にあってはならないこと!」

 

この一連の流れだけで、こんな声も上がっている。

 

この件での嫌煙派の怒り(人権に対する怒りでもある)は、検索すれば山のように出てくるので引用はここまで。

 

あっ、申し遅れましたが、私は嫌煙派です、つくづく良い時代になってきたと感じてます。

 

日本の喫煙率の劇的な低下は男性のデータで、女性は微妙な動きを見せている。

 

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http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html

 

 

嫌煙派が嫌がるのは『煙』で、その煙がもたらす匂いと健康への影響だ。

 

これは、喫煙者にも非喫煙者にも等しくのしかかってくる問題だが、当然ながら被害者になるのは非喫煙者で、喫煙者の場合は自業自得とみなされる。

 

タバコが、健康に及ぼす悪影響の最たるものが肺癌だろうが、ややこしいことに発生までかなりの時間差がある。

 

だから、こんな疑問が湧いてくる。

 

喫煙率が下がっているのに肺がんが増えているのは、なぜ?

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詳しくはリンク先を見て頂くとして、まとめると、

 

 

どうでしょうか?見えてきましたね。

 

喫煙率のピークの1966年から30年後、一人あたり消費本数のピークの1977年約20年後1996年に肺がんの死亡率がピークとなって減少しています。

 

つまり、タバコ病の流行モデルは正しく、喫煙と肺がんの関係は日本人全体を実験の対象として証明されたと言って良いのです。

 

これは、アメリカでも同様で、喫煙率の減少に遅れて、肺がん死亡も減っています。

 

どうでしたか?

 

アンチ禁煙のいわゆるタバコ会社御用学者・医者の言説には騙されてはいけません。教授だろうと間違った事は言われるのです。真実を見る目をもっていただけたらと思います。

 

 

 

これは、タバコの害の実態ではあるが、意識や考えとは少しズレがあるかもしれない。

 

そういうズレは、検索数に現れるかもしれないと思うのでGoogle Trendsで検索してみた。

 

「分煙」、「嫌煙」というキーワードで検索可能な2004年以降で見ると、

 

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「分煙」も「嫌煙」も、今よりも以前のほうが話題になっていたようだ。

 

では、これに「禁煙」を加えると、

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世間が禁煙に大きく反応していることがわかる。

 

それにしても、禁煙の大きな山は何を示しているのだろうか?

 

時期は2010年の10月だ。

 

検索してわかったのは、2010年10月はたばこ税の値上げが行われていた。

 

おそらく、タバコの値上げをキッカケに禁煙したいと考える人が多かったのではと感じる。

 

では、更に「タバコ」を加えて比較すると、

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これは何を意味するのだろうか?

 

「タバコ」の関連キーワードを見ると、

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禁煙したいけどできない、あるいは禁煙したほうが良いんだろうけどするつもりがない喫煙者が、継続の道を模索してるように見える。

 

 

やめたいけどやめられない!

 

 

喫煙者が、ブラック企業で働いてる社員と同じに思えてくる。