違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『そんなの関係ねえ』の後では総合的俯瞰的な視点が必要!

GAFAを話題にする時のビジネス論は、ビッグビジネスやイノベーションが中心になり、その際の核は人間の生活や行動だけでなく地球環境も考慮に入ってくる。

 

しかし、日本のガラパゴスビジネスは往年の小島よしおさんの如く『そんなの関係ねえ〜』と吠えるばかりだ。

 

 

 

 

 

この三井住友銀行は丁度2年前にはATMは無料開放すると宣言していたのだ。

 

 

 

 

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預金者の利便性を語っていた銀行は、『でもそんなの関係ねえ〜』と手のひらを返し始めた。

 

ビジネスは厳しいので情勢に応じて態度や対応を変えるのは当然だとしても、この振る舞いは日本の銀行ビジネスの経営陣には総合的俯瞰的な状況判断が不可能だと教えられる。

 

おそらく日本は世界と比べて独自のガラパゴスな道を歩まざるを得なくなる可能性が大だ。

 

そうなると、大前提としてデフレの解消は無理だし、政府がどう動こうと経済成長(=インフレ)は起こらない、というか起こせないだろう。

 

 

そうすると、手数料を求めるビジネスが中心になるのかもしれない。

 

転売なんていうのもこれに含められる。

 

他には代行と称するものもこれに属することになるだろう。

 

UberEats的なものがますます増えるのかもしれない。

 

Uber的なビジネスモデルをうまく説明してると思えるツイートがあった、連ツイが長いけど。

 

 

 

 

このツイートを読み進めると、なんとなくは理解してるバラバラな知識がひとつにつながる。

 

売り上げアップとコスト削減を両立させたい企業や店舗と、個人としての手取り額を増やしたい人が折り合えるポイントが手数料や代行には見出せるのだ。

 

もちろんこれは総合的俯瞰的に判断された結果というよりも、目先のことに飛びつく脊髄反射みたいなもの。

 

 

脊髄反射は危機やピンチなど緊急時に必要な反応であって、平時に必要なものではない。

 

 

緊急事態として始まったコロナとの共存生活は、そろそろ緊急事態ではなくwithコロナの平時になるのか、それとも冬になってさらに緊迫の度を増すのか?

 

緊急事態だから通用していた『そんなの関係ねえ〜』という行動がいつしか平時の行動になっていくと、次の緊急時にはどのような反応をするのだろうか?

 

 

 

ところで小島よしおさんは最近見ない気がするがどうしてるのだろうかと調べてみると、昨年の記事があった。

 

 

ブームから12年。小島よしお38歳「そんなの関係ねぇ」男の充実感

小島よしおがテレビで脚光を浴び始めたのは12年前。「ユーキャン新語・流行語大賞2007」では「そんなの関係ねぇ!」がトップ10に入賞した。

「テレビの仕事はスケジュールの面でもいつなくなるかわからない。番組の企画や共演者とうまくあわせて、番組に出続けられるかという意味でも不安でした」

 

 

 

『そんなの関係ねえ』と言いながらも不安を感じていた小島よしおさんは、総合的俯瞰的な視点に気付き、

 

ショッピングモールなど子どもが多く集まる場所での営業は人気となり、再ブレークしているのだ。新しい取り組みとして子ども向け「絵本の読み聞かせ」も定期的に開催しているという。

 

 

 

『そんなの関係ねえ』の後には、総合的俯瞰的な何かが必要になるのだろう!