スポーツやビジネスにもそして遊びですら個人プレーが大事なのかそれともチームプレーが大事なのかが問われることがある。
会社や組織やチームとしての評価もあれば、個人に還元される評価もあるが、そのどちらをより大事に思うかで本音は変わってくる。
立場や年齢が違うと埋められない価値観のギャップを感じることがあるが、個人プレーとチームプレーのどちらをより重視するかの意識の違いにも通じるかもしれない。
プロ野球とバスケットの日本対オーストラリア戦を交互に観戦してると、個人プレーとチームプレーにも競技の違いは大きいように感じられた。
野球はバスケットに比べたら個人プレーの割合が多く、極端に言うとチームプレーよりも個人プレーを優先させてる選手が少なくないと感じられる。
バスケットの場合、個人プレーはチームプレーの上にしか成立しないと言えそうだが、それでも少数の花形プレーヤーが評価を独り占めしがちに感じられる。
昭和平成令和と時の流れとともにビジネスの世界でもチームプレーが顕著になってるように感じられるのは、ビジネスの仲間に加えてはいけないだろうが詐欺ビジネスにも顕著だからだ。
昭和平成という時代には有能な営業パーソンにはトップセールスという枕詞が付くことが多く、自称トップセールスもたくさんいた。
しかし、令和に入ってコロナ禍も影響してるかもしれないが、トップセールスが歓迎されない時代になったと言われるようになった。
トップセールスが大きな顔をするとチームプレーができず、チームとして機能しないし、トップセールスは売り上げには貢献するが利益には貢献しないという不都合も多いからだ。
個人プレーの時代にはトップセールスは大きな顔で威張ってられたが、最近はトップセールスが歓迎されないことが当てはまる分野や業界が増えてるとするならば、時代はチームプレーなのだ。
ノウハウの可視化や共有が可能になればなるほどチームや組織はトップセールスに依存することは嫌になるのは自然だ。
もし、トップセールスを目指している人がいたら、その考えは時代遅れだと教えてあげよう。
いや、下手に教えると無用なトラブルの元だから笑いを堪えながら見守ろう、きっと楽しいエンタメが展開されるはず。